リカルド・リンコン

リカルド・リンコンは、1970年メキシコ生まれの元プロ野球選手です。左投左打の投手として、主にMLBで活躍しました。スライダーとチェンジアップを武器に、リリーフとしてチームに貢献しました。

1997年、ピッツバーグ・パイレーツに入団し、同年7月にはフランシスコ・コルドバとのリレーでノーヒットノーランを達成するという鮮烈なデビューを飾りました。2001年からは5年連続で60試合以上に登板し、タフなリリーバーとしてその地位を確立しました。

1998年11月には、ブライアン・ジャイルズとのトレードでクリーブランド・インディアンスへ移籍。その後、2002年7月にはマーシャル・マクドゥーガルとのトレードオークランド・アスレチックスへ活躍の場を移しました。アスレチックスではFAとなった後、再契約を結び、中心選手として活躍しました。

2005年12月には、セントルイス・カージナルスへFA移籍し、2年契約を結びました。2006年には、ワールド・ベースボール・クラシックメキシコ代表に選出され、国際舞台でもその実力を発揮しました。

2007年3月にカージナルスを自由契約となり、その後サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍しましたが、故障のためメジャーでの登板はありませんでした。

MLBでの通算成績は、安定した投球内容を示しており、リリーフ投手として長く活躍した実績が光ります。

背番号は73番を1997年から2008年まで着用していました。

主な所属球団
ピッツバーグ・パイレーツ
クリーブランド・インディアンス
オークランド・アスレチックス
セントルイス・カージナルス
サンフランシスコ・ジャイアンツ

特記事項
1997年7月12日:フランシスコ・コルドバとのリレーでノーヒットノーラン達成
* 2006年:ワールド・ベースボール・クラシック メキシコ代表選出

リカルド・リンコンは、メキシコ出身のメジャーリーガーとして、その実直なプレースタイルで多くのファンを魅了しました。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。