リッチ・ジョーンズ

リチャード・ウェズリー・ジョーンズは、1946年生まれのアメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手です。198cm、100kgの体格で、スモールフォワードとパワーフォワードをこなしました。

ジョーンズはメンフィスで育ち、イリノイ大学とメンフィス大学で3年間プレーしました。大学時代の3年間で平均21.7得点、11.3リバウンドという記録を残しています。1969年のNBAドラフトでフェニックス・サンズから5巡目で指名を受けましたが、入団せずにイタリアのパラカネストロ・ヴァレーゼでプロとしてのキャリアをスタートさせました。1970年にはユーロリーグで優勝に貢献しています。

1970年、ジョーンズはABAのダラス・チャパラルズ（現在のサンアントニオ・スパーズ）に入団し、アメリカでのプロキャリアをスタートさせました。1972-73シーズンには、平均22.3得点という自己最高の成績を収め、オールスターゲームに初めて選出されました。翌年も連続でオールスターに選ばれています。1975年にはニューヨーク・ネッツに移籍し、ABA最後のシーズンとなった1975-76シーズンにリーグ優勝を果たしました。優勝を決めたファイナル第6戦の残り4秒でジョーンズが決めた得点は、ABA史上最後の得点として記録されています。

ABAとNBAの合併に伴い、ネッツはNBAに加盟し、ジョーンズもネッツの一員としてNBAで1シーズンプレーしました。1977年に現役を引退しています。

ABAとNBAを合わせたジョーンズの通算成績は、508試合に出場し、7,922得点、3,759リバウンド（平均15.6得点、7.4リバウンド）です。

レギュラーシーズン
プレーオフ

外部リンク:
Basketball-Reference.com

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