リッチ・ハーデン

ジェームズ・リチャード・ハーデン（James Richard Harden）は、1981年11月30日にカナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリアで生まれた元プロ野球選手です。右投右打の投手として活躍しました。

プロ入り前

1999年のMLBドラフトでシアトル・マリナーズから38巡目で指名を受けましたが、契約には至らず、セントラル・アリゾナ・カレッジへ進学しました。ハーデンは当時を振り返り、マリナーズからの指名は嬉しかったものの、高校時代は外野手兼投手であり、プロ入りの準備ができていなかったと語っています。

オークランド・アスレチックス時代

2000年のMLBドラフトで、オークランド・アスレチックスから17巡目（全体510位）で指名を受け、2001年5月18日に入団しました。2003年7月21日のロイヤルズ戦でメジャーデビューを果たし、2004年、2005年と2年連続で2桁勝利を記録しました。しかし、2006年と2007年は怪我に苦しみ、登板試合数が1桁に終わっています。2006年は腰痛や右肘の怪我で長期間故障者リスト入りし、9試合の登板にとどまりました。2007年も同様に怪我に悩まされ、7試合の登板でシーズンを終えました。

シカゴ・カブス時代

2008年7月8日に、トレードでチャド・ゴダーンと共にシカゴ・カブスへ移籍しました。

テキサス・レンジャース時代

2009年12月10日、テキサス・レンジャースと契約しました。

古巣復帰

2010年12月21日、オークランド・アスレチックスと1年契約を結び、古巣に復帰しました。しかし、2012年は右肩の怪我のため1年間欠場しました。

ミネソタ・ツインズ傘下時代

2012年12月21日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結びましたが、2013年7月28日に解雇されました。

カナダ野球殿堂入り

2023年6月11日、カナダ野球殿堂入りを果たしました。

ハーデンは、その才能と実績からカナダ野球界に大きく貢献した人物として高く評価されています。怪我に苦しみながらも、メジャーリーグで活躍した彼の功績は、多くの人々に感動を与えました。

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