リバダビア (スペイン)

リバダビア（Ribadavia）

リバダビアは、スペイン・ガリシア州オウレンセ県に位置するムニシピオ（基礎自治体）で、コマルカ・ド・リベイロに属します。2012年の人口は5,319人で、住民呼称は男女同形でribadavienseです。ガリシア語話者の割合が非常に高い地域です。

概要

リバダビアの市街地は、アビア川がミーニョ川に合流する地点からミーニョ川の右岸に広がっています。オウレンセとビーゴを結ぶ国道120号線と高速道路リアス・バイシャス線（A-52）が利用でき、県都オウレンセからは25km、ビーゴからは80kmの距離です。歴史的にはトゥイ司教区に属していたため、ビーゴとの経済的、文化的つながりが深い地域です。また、コマルカ・ド・リベイロ管轄の地方裁判所所在地でもあります。

地理

リバダビアはオウレンセ県の西部に位置し、コマルカ・ド・リベイロに属しています。周囲をカルバジェーダ・デ・アビア、ベアーデ、センジェ、カストレーロ・デ・ミーニョ、ア・アルノイア、クレセンテ、メロンといった自治体と隣接しています。自治体の中心地区はリバダビア教区のリバダビア地区です。

コマルカ・ド・リベイロは、ミーニョ川、アビア川、アルノイア川、バルバンティーニョ川が合流する地点のファロ山地とスイード山地に位置しています。谷と高地が織りなす地形が特徴で、3,000ヘクタールに及ぶブドウ畑が広がっています。周囲を山地に囲まれているため、大西洋からの影響を受けにくく、日当たりの良い斜面にはブドウ畑が広がっています。充実した水路網により、乾燥した気候でもブドウの生育に適した湿度を保っています。

リバダビアはリバダビア司法管轄区に属し、その中心自治体としての役割も担っています。

人口

住民は8つの教区、16の地区（集落）に居住しています。

歴史

リバダビアの起源はローマ時代に建設されたアボブリカ（Abobrica）に遡ります。中世にはリッパ・アビエ（Rippa Avie）として知られ、1064年から1071年にかけてはガリシア王国の首都となり、最も繁栄した時期を迎えました。

政治

現在の自治体首長はガリシア社会党（PSdeG-PSOE）のマルコス・ブランコ・ホルヘ氏です。2011年の自治体選挙の結果、ガリシア社会党が6議席、ガリシア国民党（PPdeG）が5議席、ガリシア民族主義ブロック（BNG）が2議席を獲得しました。

教区

リバダビアは以下の8つの教区に分かれています。

リバダビア（自治体中心地区）
サン・クリストーボ
サンタ・クルス
サン・フライオ
サン・ギル
サン・パウロ・デ・カンポス
サン・セバスティアン
ベンセラス

外部リンク

* リバダビア公式サイト

リバダビアは、その豊かな歴史と自然、そしてワイン造りの伝統が息づく魅力的な自治体です。ぜひ一度訪れてみてください。

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