リバー産業

リバー産業株式会社

リバー産業株式会社は、大阪府大阪市中央区に本店を置く不動産デベロッパーです。主に大阪市内を中心とした近畿地方で、新築分譲マンションの建設・販売を手掛けています。

同社は、不動産開発における全ての段階を一貫して行う「総合デベロッパー」です。開発用地の取得から企画、設計、建設、そして販売まで、一連のプロセスを自社体制で完結させることで、高い品質と一貫したコンセプトのもとでの事業推進を可能にしています。

企業理念は、「将来にわたる財産価値を持つ街づくり」です。これを「環境」「堅固さ」「省エネ」「利便性」の観点から追求しています。特に景観については、視覚的な緑の量を示す「緑視率」を重視しており、単なる面積緑化にとどまらず、せせらぎや巨木を配するなど、印象的で豊かな自然を取り入れた空間創造に力を入れています。

地域社会への貢献活動も積極的に行っています。開発物件周辺の公園整備協力や自治体への寄付などを通じて地域に貢献しており、その功績が認められ、2016年には大阪府より紺綬褒章を受章しました。

沿革

リバー産業の起源は、1963年に現在の代表取締役が個人事業として創業した土木建築請負業「リバー産業」にあります。1966年に法人化し、リバー産業株式会社となりました。事業拡大に伴い、1971年に大阪府知事、1991年には建設大臣（現・国土交通大臣）より宅地建物取引業免許を取得。建設業許可も1972年に建設大臣より取得しています。品質管理体制については、1999年にISO9001認証を、環境マネジメントについては2007年にISO14001認証を取得しています。

事業内容

マンション事業

主力事業は、大阪府および兵庫県における新築分譲マンションの開発・供給です。2016年12月時点で32物件の実績があります。主幹ブランドは「リバーガーデン」で、これは同社が重視する高い「緑視率」による景観美と、優れた防災性能を兼ね備えている点が特色です。環境配慮についても評価されています。その他、「ブリティッシュティンバー」「カプリース」「リバーカントリーガーデン」といった異なるコンセプトを持つマンションブランドを展開しています。

その他の事業

マンション事業に加え、戸建て住宅の建設・分譲も手掛けています。さらに、公共施設についても、岸和田だんじり会館、此花総合高等学校などの建設実績があります。加えて、道路や橋梁などの土木工事も行っており、幅広い分野で事業を展開しています。

もう一度検索