リリカルワンダー:柴咲コウの音楽的探求
2012年12月12日、
柴咲コウの6枚目のオリジナル
アルバム『リリカルワンダー』がリリースされました。この
アルバムは、
柴咲コウのアーティストとしての10周年を記念する重要な作品であり、彼女の音楽的探求が凝縮された一枚と言えるでしょう。
アルバムリリースと記念ライブ
アルバム発売前夜には、渋谷O-EASTにて「Ko Shibasaki 10th Anniversary "X'mas リリカル*ワンダー*パーティー"」と題した記念ライブが開催されました。このライブでは、新曲「恋守歌」や「笑おうかな -7 a.m.-」を含む『リリカルワンダー』からの楽曲を中心に8曲が披露され、ファンを熱狂させました。さらに、このライブの模様は
ニコニコ生放送や
Ustreamでインターネット生放送され、リアルタイムで多くの視聴者がその興奮を共有しました。このライブの模様は、2013年3月27日にライブビデオとライブCDとして発売され、
アルバムの魅力をさらに広めることとなりました。
豪華アーティストが参加した楽曲制作
『リリカルワンダー』の全作詞は
柴咲コウ自身によって手がけられています。彼女の繊細で力強い表現力が、楽曲全体に深みを与えています。作曲・編曲においては、
笹川美和、渡辺シュンスケ、縄田寿志、内澤崇仁、
奥田民生など、数々のヒット曲を手がけてきた実力派アーティストが多数参加。それぞれが独自の才能を発揮し、バラエティに富んだ楽曲群を作り上げています。ストリングスアレンジには、
千住明、Atsuko Komatsubaraといった巨匠も参加し、楽曲に華やかさを添えています。
アルバムには、
シングル曲としてリリースされた「Strength」「My Perfect Blue」「ANOTHER:WORLD」「cosmic rainbow」「ゆくゆくは」に加え、
アルバムのために書き下ろされた新曲も収録されています。「恋守歌」のような叙情的な楽曲から、「笑おうかな -5 p.m.-」「traffic jam」のような都会的なサウンドまで、幅広い音楽性が感じられます。それぞれの楽曲は、
柴咲コウの表現力と、参加アーティストたちの高い技術によって、完成度の高い作品に仕上がっています。特に「もう、いないよ」は24th
シングル『Strength』のカップリング曲として、先行リリースされています。また、「笑おうかな -7 a.m.-」と「笑おうかな -5 p.m.-」は、同じタイトルながら異なる時間帯を表現した対照的な楽曲です。
初回限定盤DVD
初回限定盤には、ミュージックビデオを収録したDVDが付属しています。「また、うまれるころには」「Strength」「My Perfect Blue」「ANOTHER:WORLD」の4曲のミュージックビデオは、
アルバムの世界観を視覚的に表現し、楽曲の理解を深めるのに役立っています。
まとめ
『リリカル*ワンダー』は、
柴咲コウの10周年を記念して制作された、彼女自身の音楽的探求を凝縮した渾身の
アルバムです。豪華アーティスト陣とのコラボレーション、多様な音楽性、そして美しいミュージックビデオと、多くの魅力が詰まった作品と言えるでしょう。この
アルバムを通して、
柴咲コウのアーティストとしての成長と、その表現力の深さを改めて実感することができるはずです。