リヴァース・クオモ

リヴァース・クオモ：ウィーザーを率いる親日家の音楽家

リヴァース・クオモ（Rivers Cuomo）は、1970年6月13日生まれのアメリカのミュージシャンであり、ロックバンド、ウィーザー（Weezer）のボーカル、作詞、作曲を手掛けています。ロサンゼルス在住。

生い立ちと音楽への目覚め

ニューヨークで生まれ、コネチカット州で育ちました。幼少期はヒンドゥー教の隠遁所で過ごしたというユニークな経験を持っています。高校卒業後は、プログレッシブ・メタルバンドを結成し、地元で活動していました。特にガンズ・アンド・ローゼズからの影響は大きく、彼らに憧れてロサンゼルスへ移住。「ガンズに出会わなければ今の自分はいない」と語るほどです。2002年のサマーソニックでは、憧れのアクセル・ローズと同じステージに立ち、喜びをあらわにしました。

ウィーザー結成と成功

ロサンゼルスでの音楽活動を経て、1992年2月14日にウィーザーを結成。ウィーザーは、オルタナティブ・ロックシーンで独自の地位を確立し、数々のヒット曲を世に送り出しました。

日本との深い繋がり

リヴァース・クオモは、非常に親日家としても知られています。ウィーザーの2ndアルバム『ピンカートン』のジャケットには、歌川広重の東海道五十三次が使用されています。ハーバード大学では英文学の学位を取得。卒業後には、ウィーザーのライブで知り合った日本人女性と結婚し、一男一女を授かっています。夫人の実家がある熊本県には頻繁に訪れ、ゆめタウン内で作曲をしたこともあるそうです。2008年には、Perfumeのアルバム『GAME』をフェイバリット・アルバムに挙げるなど、日本の音楽にも関心を示しています。

スコット&リバースでの活動

アリスターのスコット・マーフィーとのユニット、スコット&リバースを結成し、日本語のオリジナル楽曲を制作。「HOMELY GIRL」のリリックビデオでは、2人の手書き文字が使用されました。スコット&リバースとして、「Radio Crazy」や「COUNTDOWN JAPAN」などの日本の音楽イベントにも出演しています。ユニット名は本人の希望でカタカナ表記のリバース・クオモとなっています。

ディスコグラフィー

アローン-ウィーザー・アナザー・トラックス - Alone: The Home Recordings of Rivers Cuomo （2007年）
アローン-ウィーザー・アナザー・トラックスVOL.2 - Alone II: The Home Recordings of Rivers Cuomo （2009年）
ノット・アローン - Not Alone – Rivers Cuomo and Friends: Live at Fingerprints （2009年）
Alone III: The Pinkerton Years （2011年）
スコットとリバース - Scott & Rivers （2013年）

外部リンク

リヴァース・クオモ MySpace
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リヴァース・クオモ (RiversCuomoJPN) - Facebook
リヴァース・クオモ (@riverscuomo) - X（旧Twitter）
リヴァース・クオモ (@RiversCuomoJPN) - X（旧Twitter）
* Scott & Rivers | スコット と リバース - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

リヴァース・クオモは、音楽的な才能に加え、日本文化への深い理解と愛情を持つ、魅力的なアーティストです。

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