リー・エンチ

リー・エンチ（李 恩至）

台湾出身のプロロッククライマー、リー・エンチ（李 恩至、1974年11月30日 - ）は、SASUKEの常連出場者として広く知られています。身長173cm、体重60kgの恵まれた体格を活かし、その卓越した身体能力と冷静な判断力で数々の難関を突破してきました。

人物

リー・エンチは、プロのロッククライマーとして活躍する傍ら、ジムインストラクターやスタントマンとしても生計を立てています。また、パルクールにも精通しており、台湾のテレビ番組でパルクールを披露したこともあります。近年ではトレーニングジムのオーナーとしても活動しており、多才な人物として知られています。

SASUKEでの戦歴

第17回大会～第22回大会

第17回大会: 台湾予選を1位で通過し、初出場を果たしました。1stステージを3.43秒残してクリアするも、2ndステージのメタルスピンでリタイアとなりました。
第18回大会: 1stステージの新エリア、ジャンピングスパイダーでリタイア。競技後のインタビューでは、「前回とは全然違う」とコメントしました。
第21回大会: 48人連続リタイアの中、1人目のクリア者として1stステージを突破。2ndステージでは、過去に苦しめられたメタルスピンを攻略したものの、サーモンラダーで時間を費やし、ウォールリフティングでタイムアップとなりました。
第22回大会: 1stステージを難なく突破。上半身強化の成果を見せ、2ndステージのサーモンラダーを前回とは打って変わって素早くクリアし、初の2ndステージクリア。続く3rdステージでは、新クリフハンガーでリタイアとなりました。

第23回大会～第26回大会

第23回大会: 1stステージを3.36秒残しでクリアするも、2ndステージのメタルスピンでまさかのリタイア。インタビューでは「自分でも信じられない」とコメントを残しました。
第24回大会: 1st、2ndステージを突破し、3rdステージでは過去に苦しめられた新クリフハンガーにリベンジを果たし、スパイダーフリップを独自の攻略法でクリア。グライディングリングを突破し、初の3rdステージクリア。ヨルダン・ヨブチェフ以来となる外国人ファイナリスト、楊崇以来の中国系ファイナリストとなりました。しかし、FINALステージでは疲労がたまりリタイアとなりました。
第25回大会: 大幅リニューアルが施された3rdステージのアルティメットクリフハンガーの3本目の突起に届かずリタイアとなり、橋本亘司と並んで初の最優秀成績者となりました。
第26回大会: 1stステージのハーフパイプアタックで一度着地に失敗。そり立つ壁でも一度失敗しましたが、2度目で成功。最後はタイムとの闘いとなり1.32秒残しでクリア。3rdステージではアルティメットクリフハンガーの4本目まで到達しましたが、5本目の15cmの突起への飛び移りに失敗しリタイア。2大会連続で最優秀成績者となりました。

第27回大会～第30回大会

第27回大会: 1stステージのスタートエリア、ステップスライダーで脚が着水し、まさかの1stリタイアとなりました。
第28回大会: 1stステージの第3エリア、スピンブリッジでリタイアとなり、初の2大会連続1stリタイアとなりました。
第29回大会: 1stステージをクリア。2ndステージでは、バックストリームをクリアしましたが、パッシングウォールの1枚目でタイムアップとなりました。
第30回大会: 1st、2ndステージをクリア。3rdステージでは、クレイジークリフハンガーでリタイアとなりました。この大会を最後にSASUKEへの出場は途絶えています。

通算成績 (2022年 第40回大会終了時点)

出場回数: 14回
1stステージクリア: 9回
2ndステージクリア: 3回
3rdステージクリア: 1回
ファイナルステージ進出: 1回
最優秀成績: 2回

外部リンク

* 李恩至 (@nick0958428) - Instagram

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