リー・バーンズ

リー・バーンズ（Lee Stratford Barnes, 1906年7月16日 - 1970年12月28日）は、アメリカ合衆国ユタ州出身の棒高跳び選手で、1924年パリオリンピックの金メダリストとして知られています。

パリオリンピックでの輝かしい成功

1924年のパリオリンピックで、バーンズはアメリカ代表として棒高跳びに出場しました。彼は3.95mの記録を打ち出し、同じくアメリカ代表のグレン・グラハムと同記録ながらも、金メダルを獲得しました。この時、バーンズは18歳の誕生日を迎えるわずか1週間前であり、17歳での金メダル獲得は、オリンピックの棒高跳びにおける最年少記録として現在も破られていません。

南カリフォルニア大学での活躍と世界記録

南カリフォルニア大学に進学後、バーンズは1927年と1928年のAAU（全米体育協会）選手権で連続して優勝を果たしました。1928年4月には、カリフォルニア州フレズノで4.30mの世界新記録を樹立し、その実力を世界に示しました。

アムステルダムオリンピックとその後

1928年のアムステルダムオリンピックにも出場を果たしましたが、バーンズは本来の調子を発揮できず、記録は3.95mにとどまりました。これは3位タイの記録でしたが、最終的に5位という結果に終わりました。3度目のオリンピック出場を目指し、1932年ロサンゼルスオリンピックの選考会にも参加しましたが、7位に終わり、オリンピックへの出場は叶いませんでした。

リー・バーンズは、若くしてオリンピックの金メダルを獲得し、世界記録も樹立した偉大な陸上選手として、その名が刻まれています。

リー・バーンズ - Olympedia（英語）

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