ルイス・デュランゴ

ルイス・A・デュランゴ：俊足巧打のパナマ人外野手

ルイス・A・デュランゴ（Luis A. Durango、1986年4月23日 - ）は、パナマ共和国パナマ市出身の元プロ野球選手。主に外野手として活躍しました。

プロ入りとパドレス時代

2003年9月21日、デュランゴはサンディエゴ・パドレスと契約を結び、プロとしてのキャリアをスタートさせました。マイナーリーグでは着実に力をつけ、2005年にはベネズエラン・サマーリーグで、2006年にはアリゾナリーグで、それぞれ高い打率と盗塁数を記録し、その才能の片鱗を見せました。

2007年にはA-級ユージーン・エメラルズで打率.367、110安打、17盗塁と素晴らしい成績を残しました。2008年にはA級とA+級でプレーし、特にA+級では打率.431と驚異的な数字を残しました。

2009年には、第2回WBCのパナマ代表に選出され、国際舞台も経験。同年にはAA級サンアントニオ・ミッションズで44盗塁を記録し、9月にはついにメジャー昇格を果たしました。9月15日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビューを飾り、9試合に出場して打率.545を記録しました。

2010年はAAA級とメジャーを行き来するシーズンとなりましたが、AAA級では打率.300、35盗塁と安定した成績を残しました。メジャーでは28試合に出場し、打率.250、5盗塁を記録しました。2011年はAAA級でプレーした後、DFAとなりました。

アストロズ、ブレーブス、そしてホワイトソックス傘下時代

2011年6月29日、デュランゴはウェイバーでヒューストン・アストロズへ移籍。しかし、AAA級降格後DFAとなり、マイナー契約を経て再びAAA級へ。メジャーでの出場は2試合にとどまりました。オフにFAとなると、2011年11月22日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結びました。

2012年はAAA級で打率.289、46盗塁を記録しましたが、メジャー昇格は叶わず、オフにFAとなりました。2012年11月9日にはカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結びましたが、2013年4月には放出され、シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約。しかし、AAA級で結果を残せず、解雇されました。

レッズ傘下、メキシカンリーグ、独立リーグ時代

2013年5月13日、シンシナティ・レッズとマイナー契約。AA級でプレーしましたが、結果を残せず解雇。その後、メキシカンリーグのベラクルス・レッドイーグルスと契約し、打率.318、13盗塁を記録しました。

2015年にはメキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンで打率.304、21本塁打、35盗塁と素晴らしい成績を残しましたが、2016年に解雇。2018年にはアメリカン・アソシエーションのスーシティ・エクスプローラーズで打率.303を記録しました。2019年にはカナディアン・アメリカン・リーグのケベック・キャピタルズに移籍しましたが、出場することなく退団しました。

ルイス・A・デュランゴは、その俊足と巧打で、様々なリーグで活躍した選手でした。

詳細情報

背番号：3 （2009年 - 2011年）
代表歴：2009 ワールド・ベースボール・クラシック・パナマ代表

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