ルーカス・バスケス

ルーカス・バスケス・イグレシアス

ルーカス・バスケス・イグレシアス（1991年7月1日生まれ）は、スペインのア・コルーニャ県クルティスに生まれ、現在はレアル・マドリードでディフェンダーとしてプレーしています。彼のサッカーキャリアは、若い頃からの情熱と努力によって築かれてきました。

クラブ経歴

レアル・マドリード

バスケスは2007年にレアル・マドリードの下部組織に加入しました。そこでの成長は目覚ましく、フベニルやCチームでの活躍を経て、2011-12シーズンにはレアル・マドリード・カスティージャに昇格。彼はこのチームでレギュラーとして多くの試合に出場し、トップチームのプレシーズンマッチにも招集されましたが、当時はなかなかリーグ戦での出場機会には恵まれませんでした。

エスパニョール

2014年、バスケスはRCDエスパニョールに貸し出され、完全移籍のオプションも含まれていました。このシーズンでは33試合に登場し、レギュラーとしてチームに貢献。その後、エスパニョールが完全移籍オプションを行使しましたが、2015年にレアル・マドリードが買い戻しオプションを行使し、彼は再び母クラブに戻ることになりました。

レアル・マドリード復帰

バスケスがレアル・マドリードに復帰した2015-16シーズンは、彼にとって飛躍の年となりました。このシーズンでは32試合に出場し、初ゴールを含む4ゴールに加え、6アシストを記録。特に、UEFAチャンピオンズリーグの決勝では重要なPKを成功させ、チームの優勝に大きく貢献しました。2016-17シーズンからは背番号を17番に変更し、契約も2021年まで延長されました。

彼はFIFAクラブワールドカップ2016でも活躍し、ガレス・ベイルが負傷した際は、スタメンとしてチームの勝利に貢献しました。バスケスは本来フォワードの選手でありますが、2020-2021シーズンに入り、主に右サイドバックとして起用される機会が増え、彼のユーティリティ性が評価されました。このポジションでの起用により、彼は多くの試合で攻守両面で貢献することができました。

代表経歴

バスケスは2016年にスペイン代表に選ばれ、EURO2016に出場。6月7日のジョージア戦では国際Aマッチデビューを果たしました。彼はその後も代表に招集され、特に2018年のFIFAワールドカップにも出場しています。これまでの代表戦では9試合に出場しましたが、得点は記録していません。

タイトル

バスケスのキャリアでは、レアル・マドリードの一員として数々のタイトルを手にしています。UEFAチャンピオンズリーグでは5回制覇し、スーパーカップやFIFAクラブワールドカップでも優秀な成績を残しています。また、プリメーラ・ディビシオンのタイトルも4回獲得しています。

彼の存在はチームにとって欠かせないものとなっており、今後の活躍にも注目が集まっています。

もう一度検索