ルーズベルト・アイランド・トラムウェイ

ルーズベルト・アイランド・トラムウェイは、ニューヨーク市マンハッタンのアッパー・イースト・サイドとルーズベルト島を結ぶ索道で、イースト川を越えて運行しています。

概要
1976年の開業以来、2600万人以上が利用しており、各ゴンドラの定員は110名、1日に約115回運行しています。クイーンズボロ橋のすぐ北側を走り、運行速度は28.8km/h、駅間の移動距離は940m、所要時間は3分です。イースト川上空76mの最高高度からは、イーストサイド・ミッドタウンの素晴らしい眺望を楽しめます。

運行時間とメトロカード
2台のゴンドラが、午前6時から翌日の午前2時（週末は午前3時30分）まで運行しており、ラッシュアワー以外は15分間隔、ラッシュアワーは待ち時間なしで運行しています。ニューヨーク市の公共交通機関の中では珍しく、メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ（MTA）以外の組織が運営していますが、メトロカードが利用可能です。

運営
ロープウェイの運営は、ニューヨーク州の公益法人であるRoosevelt Island Operating Corporation（RIOC）の代理として、LPOA (Leitner-Poma of America)が行っています。

歴史
ロープウェイ建設以前は、1909年に開通したクイーンズボロ橋を路面電車が運行しており、ルーズベルト島の地点には島へアクセスできる高架駅がありました。路面電車は1957年4月7日まで運行していました。

駅の場所
マンハッタン側の駅は、60丁目と2番街の交差点に位置しています。

その他
ルーズベルト・アイランド・トラムウェイは、都市の景観を楽しみながら移動できる、ユニークな交通手段として、多くの人々に利用されています。

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