レインボーダリア

レインボーダリア

レインボーダリアは、日本の競走馬で、その名は虹を意味します。特に2012年にエリザベス女王杯での勝利が際立った存在となりました。競走馬としての彼女のキャリアは情熱的で、多くのレースで印象を残してきました。

経歴

3歳（2010年）

3歳時の初戦は、1月17日の中山で行われた新馬戦でした。このレースでは約1番人気に支持されましたが、結果は5着に終わりました。その後、同じく中山で行われた2戦では、それぞれ3着となりました。初めての勝利は、3月27日の中山での未勝利戦で、芝1600mのコースで4戦目にしてついに勝ちを収めました。その後、東京での2レースでは4着と2着に終わり、北海道シリーズへと舞台を移しました。

函館で行われた遊楽部特別では人気を集めたものの2着でしたが、続く湯浜特別では見事に1番人気に応え、勝利を手に入れました。その後、札幌の1000万下競走にも出走し、3着と2着の成績を残してから迎えた摩周湖特別では直線で抜け出して勝利を収めました。初めてのGIレースとなる秋華賞では8着でしたが、貴重な経験を得ることができました。

4歳（2011年）

4歳のシーズンでは、新潟と東京でのレースを経て、準オープンから1000万下に降級しました。再び北海道シリーズに参戦し、3戦を戦った後には札幌の大倉山特別で4勝目を上げます。続く準オープンの甲斐路ステークスでは4着に終わりましたが、エリザベス女王杯では5着の健闘を見せました。

5歳（2012年）

5歳のシーズンは、4ヶ月の休養を経た後もなかなか思うような結果が出ず、取り組みが続きました。この期間には条件馬として出走したヴィクトリアマイルで12着に終わりましたが、その後の五稜郭ステークスでは1番人気に応え、5勝目を挙げ、オープン入りを果たしました。続くクイーンステークスと府中牝馬ステークスでは共に4着という成績を残し、前年に続いて出走したエリザベス女王杯で、最後の直線で人気馬ヴィルシーナとの接戦を制し、見事に重賞を初制覇しました。この勝利により、ブライアンズタイム産駒の連続重賞制覇も達成されました。

6歳（2013年）

この年は、計6レースに出走しましたが、結果は振るわず、最終的にはエリザベス女王杯で13着となって現役を引退しました。その後は北海道新冠町の大栄牧場で繁殖牝馬として新たな役割を担っています。

競走成績

レインボーダリアの競走成績は数多く、特にエリザベス女王杯での勝利がそのキャリアの中での重要なポイントとなりました。

繁殖成績

2024年2月22日現在、レインボーダリアは繁殖牝馬としての役割を果たしています。その血統には、2016年ダイヤモンドステークスを制したトゥインクルという従兄弟も存在しており、今後の子孫にも期待がかかります。

もう一度検索