レオン・エリソン

ニュージーランド出身のラグビー選手、レオン・エリソン氏（1989年6月6日生まれ）は、主にセンター（CTB）として活動しました。身長は182cm、体重は88kgというアスリート体型を持ち、「エリー」という愛称で親しまれています。彼の家族には、同じくラグビー選手である兄のタマティ氏がいます。

レオン氏のラグビーキャリアは、10歳という若さで始まりました。ニュージーランド国内では、ヴィクトリア大学で選手としての基盤を築きました。

その後、日本へと活動の場を移し、まずは北海道バーバリアンズでプレー。この経験を経て、2012年にトップイーストリーグ所属のヤクルトレビンズに加わりました。ヤクルトレビンズ入団後、彼はすぐにチームの重要な戦力となり、同年9月8日に実施されたトップイーストリーグの開幕戦、釜石シーウェイブス戦に先発メンバーとして出場。これが彼にとって日本国内での公式戦における初キャップとなりました。

ヤクルトレビンズで一定期間プレーした後、レオン・エリソン氏は2014年に栗田工業ウォーターガッシュへと移籍します。栗田工業でも引き続きセンターとしてチームの中核を担い、そのパフォーマンスでチームに貢献しました。また、国際的な経験としては、7人制ラグビーの日本代表に選出された実績を持っています。俊敏性と決定力が求められる7人制ラグビーでの代表入りは、彼のスキルセットの幅広さを示すものです。

栗田工業ウォーターガッシュには2020年まで在籍し、同年チームを退団しました。日本での約8年間にわたるキャリアを通じて、彼はトップイーストリーグという舞台で多くの試合に出場し、攻守両面で存在感を発揮しました。ニュージーランドで始まったレオン・エリソン氏のラグビー人生は、日本での挑戦を経て、一つの節目を迎えました。兄と共にラグビー選手として歩んだ彼の軌跡は、多くのファンに記憶されています。退団後の具体的な活動については明らかにされていませんが、日本のラグビー界に残した足跡は確かです。

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