レジー・ウォーレン

レジナルド・ウォーレン：不屈のパワーフォワード、日本バスケ界を席巻

レジナルド・"レジー"・ウォーレンは、1981年生まれのアメリカ合衆国フロリダ州出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはパワーフォワード。204cmの身長と104kgの体重を生かした豪快なプレイスタイルで、bjリーグ、Bリーグの複数のチームでエースとして活躍しました。

日本でのキャリア

2006年、ウォーレンは高松ファイブアローズに入団し、bjリーグでのキャリアをスタートさせました。初年度からチームのファイナル進出に大きく貢献し、その実力を証明。2007-08シーズンには、週間MVPを2度受賞し、ライジング福岡戦では高松の球団記録となる40得点をマーク。リーグ3位の平均21.6得点、リーグ4位の12.4リバウンドを記録し、ベスト5に選出されました。また、リーグ1位となる1試合平均2本のダンクシュートを叩き込み、観客を沸かせました。

2008-09シーズンには埼玉ブロンコスへ移籍。ここでもエースとして活躍し、週間MVPを受賞するなど、その存在感を示しました。その後、韓国リーグを経て、2010-11シーズンには京都ハンナリーズに所属。月間MVPを獲得し、チームをプレイオフ進出に導きました。

京都退団後はベネズエラのチームでプレーした後、2012年にライジング福岡に入団。ここでも週間MVPを受賞し、チーム初のプレイオフ、bjリーグファイナル進出に貢献しました。2013-14シーズンには、全試合にスターターとして出場し、チームトップの16.5得点、11.5リバウンドを記録。月間MVPとベスト5に選出されました。

2014-15シーズンには京都ハンナリーズに復帰し、月間MVPとベスト5を受賞。2015-16シーズンは浜松・東三河フェニックスと契約し、月間MVPを受賞するなど、衰えを知らない活躍を見せました。

Bリーグ初年度となる2016-17シーズンはB2の熊本ヴォルターズへ移籍。2017-18シーズンには香川ファイブアローズ（旧高松）に復帰し、B2リーグ2位の20.9得点、1位の12.7リバウンドを記録しました。2019-20シーズンはB3のベルテックス静岡と契約しましたが、リーグ中断により退団となりました。

プレイスタイルと評価

ウォーレンは、その恵まれた体格と身体能力を生かした、アグレッシブなプレイスタイルが特徴です。得点能力が高く、リバウンドにも積極的に絡み、さらにダンクシュートで観客を魅せるなど、エンターテイナー性も持ち合わせています。bjリーグ、Bリーグを通じて、数々のチームでエースとして活躍し、リーグを代表する選手の一人として、多くのファンに愛されました。

主な記録と受賞歴

bjリーグ ベスト5 (2007-08, 2013-14, 2014-15)
bjリーグ 得点ランキング3位 (2007-08)
bjリーグ リバウンドランキング3位 (2012-13)
bjリーグ 月間MVP (2011年4月, 2014年3月, 2015年4月, 2015年11月)
bjリーグ 週間MVP (2007年11月第4週, 2008年1月第3週, 2009年2月第4週, 2011年11月第3週, 2015年3月第1週)
bjリーグ オールスターゲーム出場 (2007-08, 2008-09, 2014-15)
B2 得点ランキング2位（2017-18）
B2 リバウンドランキング1位（2017-18）

レジー・ウォーレンは、その卓越したバスケットボールスキルと、常に全力でプレーする姿勢で、日本のバスケットボール界に大きな足跡を残しました。

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