レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪：大阪を代表するラグビーチームの軌跡

レッドハリケーンズ大阪は、大阪市をホームタウンとするジャパンラグビーリーグワンのチームです。2023年7月、前身のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪から改名し、新たな歴史を歩み始めました。チームの略称は「RH大阪」、練習拠点は大阪市住之江区にあるドコモ大阪南港グラウンドです。

設立からトップリーグ昇格まで

1993年の創部以来、レッドハリケーンズ大阪は地道な努力を重ね、着実に実力を伸ばしてきました。1994年には大阪府社会人大会で優勝、その後は関西社会人リーグで各ディビジョンを勝ち上がり、2003年にはトップウェストAリーグに参入を果たします。

2008年にはNTTドコモグループの全国一社体制への統合に伴い、チーム名も「NTTドコモレッドハリケーンズ」となりました。その後、2010年にトップウェストAリーグで優勝、トップチャレンジリーグ1位となり、念願のトップリーグ昇格を掴み取ります。

トップリーグでは、激しい戦いを繰り広げながら、昇格と降格を繰り返しました。2015年にはトップリーグから降格するも、翌年にはトップウェストAリーグで優勝し、再びトップリーグへ復帰。しかし、2017年には再び降格、2018年にはトップチャレンジリーグで1位となり、トップリーグに復帰を果たしました。

リーグワンへの参加とチーム再編

2021年7月には、新たに発足したジャパンラグビーリーグワンDIVISION1（1部リーグ）に参入しました。2022シーズンは「NTTドコモレッドハリケーンズ大阪」として活動しましたが、12チーム中11位という結果に終わりました。

同年3月には、NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安とのチーム再編が発表されました。これは、NTTドコモグループの企業体制変更に伴うもので、チームの主要機能は浦安に集約され、大阪チームは規模を縮小して活動することになりました。

大阪チームは、リーグワン正加盟のための再審査を経て、2022-23シーズンはDIVISION3（3部リーグ）で戦いました。見事優勝を果たし、DIVISION2への昇格を決めました。

新たなスタート：レッドハリケーンズ大阪

2023年7月、チームは「レッドハリケーンズ大阪」と改名しました。これは、母体企業であるNTTドコモの社名を外し、大阪を拠点とするチームとして、地域にさらに貢献していくという決意表明です。

2023-24シーズンは、DIVISION2で戦い、地域に根付いた活動を通して、更なる発展を目指しています。

成績

最上位リーグ： なし

下位リーグ優勝：
トップチャレンジリーグ：1回（2018年）
トップウェストA：2回（2010年、2016年）
* ジャパンラグビーリーグワン DIVISION3：1回（2022-23シーズン）

未来への展望

レッドハリケーンズ大阪は、これまで幾多の困難を乗り越えてきました。新たなチーム名のもと、地域社会との繋がりを深めながら、選手育成にも力を入れて、更なる飛躍を目指しています。リーグワンでの活躍はもちろんのこと、大阪のラグビー界を盛り上げる存在として、今後の活躍に期待が高まります。

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