『レトロメモリー』は、
2004年2月2日にcontemodeレーベルからリリースされたcapsuleの7枚目のマキシ
シングルです(品番:YCDW-00015)。この
シングルは、capsuleの音楽キャリアにおいて重要な一作であり、後に様々な形で再評価されることになります。
2021年
3月28日には、capsuleのデビュー
シングル『さくら』の発売20周年を記念して、iTunes Storeをはじめとする各種
ストリーミングサービスでの配信が開始されました。これにより、『レトロメモリー』は、より多くの音楽ファンに手軽にアクセスできるようになりました。
特に注目すべきは、初回版に封入された特典です。
スタジオジブリが書き下ろしたイラストカードが封入されており、このイラストは
ハウス食品のCM『おうちで食べよう。』に使用されたものです。ジブリのファンにとっても、この
シングルはコレクションアイテムとしての価値がありました。このCMタイアップは、楽曲の知名度向上に大きく貢献しました。
楽曲について
1.
レトロメモリー
『レトロメモリー』は、
ハウス食品のCM『おうちで食べよう。』のCMソングとして書き下ろされた楽曲です。このCMは
スタジオジブリが制作に関わっており、そのコラボレーションは大きな話題を呼びました。楽曲は、独特の浮遊感とメロディラインが特徴で、一度聴くと耳に残る中毒性があります。
特にサビの部分には「さよなら」という歌詞が含まれており、この点がアルバム『
S.F. sound furniture』において、楽曲の配置に影響を与えました。capsuleのメンバーである
中田ヤスタカは、この「さよなら」という歌詞が持つ終末感から、アルバムの最後に収録することを決定しました。この配置により、アルバム全体のストーリー性が際立ち、音楽体験をより深いものにしています。
収録曲
『レトロメモリー』の収録曲は以下の通りです。
1. レトロメモリー
すべての楽曲は、capsuleのメンバーである
中田ヤスタカが作詞・作曲を手掛けています。彼の音楽的な才能が存分に発揮された作品であり、capsuleのサウンドを語る上で欠かせない一曲です。この
シングルは、capsuleの音楽性を象徴する作品として、多くのファンに愛され続けています。