レモンパイ (バンド)

レモンパイ

概要

レモンパイは、1975年にエレックレコードからデビューした日本の音楽グループです。ユタカプロダクションに所属し、フレンズの弟分グループとして知られています。デビュー当初から現在にかけて、彼らはさまざまな音楽活動を行い、多くのファンに支持されています。

メンバー

グループのメンバーは以下の通りです。

• - 花岡光二（本名：花岡正和、1957年9月13日生、ボーカル、ベース）
• - あい雅幸（本名：関根稚幸、1959年3月5日生、ドラム、ボーカル）
• - 南郷和也（本名：有賀文昭、1959年7月29日生、リードギター、ボーカル）
• - 小林利男（1958年2月12日生、サイドギター、ボーカル）

脱退メンバー

• - 江川みのる（本名：堀内弘一、1959年9月5日生、レコードデビュー前に脱退）
• - 青木ヒデオ（本名：赤羽秀哉、サイドギター、ボーカル、レコードデビュー後に脱退）

結成の経緯

1974年、中学生の伊藤利昭と後藤順一がフレンズに憧れを抱き、モーニング・プロモーション（後のユタカプロダクション）に入所しました。ここでは、社長からのスカウトを受けた数名とともに、最終的にメンバーとして選ばれることになりました。グループ名は雑誌『Jotomo』での公募を経て「レモンパイ」に決定。

その後、花岡光二や南郷和也が加入し、メンバーが形作られていきました。

デビューと活動の始まり

1975年にレモンパイはフルメンバーとしてデビューを果たしました。最初のラインアップにはあい雅幸、南郷和也、花岡光二、青木ヒデオが名を連ねました。日劇ウエスタンカーニバルやフレンズの解散コンサートといったイベントにも出演し、活動の幅を広げました。

彼らは1975年11月にはアルバム『旅のスケッチ 〜愛と冒険の旅〜』をリリースし、本格的に音楽シーンに登場しました。さらに、1976年にはファンクラブの正式発足式も行われ、高まる人気を反映したものとなりました。

エンターテインメントの世界での活躍

レモンパイは関東ローカルのレギュラー番組を持ち、常にファンの支持を受け続けました。特に、雑誌『Jotomo』の人気投票では常に上位に名を連ね、活動の数々は多くの人々の記憶に残っています。「100万人コンサート」と名付けられたツアーも行いながら、活発にコンサートを展開しました。

人気の変遷と解散

1977年4月には『Jotomo』の人気投票で見事1位に輝きましたが、その後、青木ヒデオが脱退し、小林利男が新たに加入することになりました。グループは1980年代に入ると活動が減少し、1979年1月14日に渋谷公会堂でのコンサートを最後に解散となりました。

再結成と現在

解散から約27年後の2006年12月16日には、四谷のライブインマジックで再結成ライブが行われ、多くのファンに再会の瞬間が訪れました。また、いくつかのCMやメディアへの出演も果たしています。

レモンパイはその後も様々な形で音楽を続け、新旧のファンに愛される存在であり続けています。

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