レモン牌

レモン牌（レモンぱい）

1996年に平和が開発・発売した、麻雀をモチーフにしたデジパチ機です。『麻雀物語』の後継機として登場し、そのゲーム性や演出は、後の同社製パチスロ『麻雀物語』にも引き継がれています。

特徴

この機種の最大の特徴は、プレイヤー自身が雀士となって対局を行うという趣向です。対戦相手は「美人３姉妹」で、麻雀での勝負を通じて大当りを目指します。

リーチアクションでは、デジパチ機としては初めて役物ギミックが採用され、本物のリーチ棒が登場する演出が話題を呼びました。また、確率変動図柄は背景がレモン色になることで、通常図柄と区別できるようになっています。

本機は人気を博し、後に『CRピーチパイシスターズ』や『ピーチパイ娘』など、本機をグレードアップした機種も発売されました。

スペック

機種名: レモン牌 (1996年)
大当たり確率: 1/245.5
確率変動割合: 1/4（次回通常大当たりまで確率変動継続）
確率変動絵柄: 「3筒」、「7筒」、「花牌」、「発」
通常絵柄: 「1筒」、「2筒」、「4筒」、「5筒」、「6筒」、「8筒」、「9筒」、「東」、「南」、「西」、「北」、「白」
賞球数: 7&15

演出

多彩なリーチ演出がゲームを盛り上げます。

ノーマルリーチ: 左、中、右の順に図柄が停止する、基本的なリーチ演出です。
迷い捨て牌リーチ: 虫眼鏡のようなエフェクトが現れ、対戦相手の様子を伺う演出です。
ツモ切りリーチ: 「美人３姉妹」との一騎打ちに発展する、緊迫感のある演出です。
カウントダウンリーチ: 「あと（数字）」と表示され、カウントダウンしながら図柄をツモる演出です。
テンホーリーチ: いきなり大当たりとなる、サプライズ的な演出で、画面には「天和」と表示されます。
全体スクロールリーチ: いわゆる全回転演出で、大当たりが確定します。

確率変動について

本機の確率変動は、実際には大当り確率が変わるものではなく、時短機能として働きます。確率変動図柄で大当たりすると、次回の大当りまで大当たり確率がアップした状態（時短状態）でゲームをプレイできます。

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