ロイド・マクレンドン

ロイド・グレン・マクレンドン（Lloyd Glenn McClendon, 1959年1月11日 - ）は、アメリカ合衆国インディアナ州ゲーリー出身の元プロ野球選手（外野手）、野球指導者。右投右打。

選手時代

1980年のMLBドラフトでニューヨーク・メッツから指名されプロ入り。その後、シンシナティ・レッズ、シカゴ・カブス、ピッツバーグ・パイレーツでプレー。

レッズ時代は、控え捕手としてメジャーデビューを果たしましたが、その後は出場機会に恵まれませんでした。1995年にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結び、同年引退。

指導者時代

引退後は指導者として活躍。1997年からパイレーツのコーチを務め、2000年オフに監督に就任。2005年シーズン途中に解任されました。

2006年からは、デトロイト・タイガースでブルペンコーチ、打撃コーチを歴任。2013年11月にはシアトル・マリナーズの監督に就任し、2014年には地区3位と健闘しましたが、2015年シーズン終了後に解任。

その後、2015年11月23日にタイガース傘下のAAA級トレド・マッドヘンズの監督に就任。2017年からはタイガースの打撃コーチに復帰し、2019年シーズン途中からはベンチコーチを務めました。2020年には監督代行も務めましたが、同年限りで退任。

2022年からは再びタイガース傘下AAA級トレドの監督に就任し、現在に至ります。

エピソード

1971年のリトルリーグ・ワールドシリーズでは、5打数5本塁打という驚異的な記録を残し、「Legendary Lloyd」の異名をとりました。

また、パイレーツ監督時代には、判定を不服として1塁ベースを抜き取り、持ち帰るというパフォーマンスを見せたこともあります。通算28回の退場処分を受けており、熱い性格の持ち主であることが伺えます。

その他

WBCアメリカ合衆国代表コーチも務めるなど、国際舞台でも活躍しています。

長年の指導者経験を生かし、今後の活躍も期待される人物です。

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