ロストプラネット コロニーズ

『LOST PLANET COLONIES』の魅力

『LOST PLANET COLONIES』は、カプコンが手掛けたサードパーソン・シューティングゲームであり、『LOST PLANET EXTREME CONDITION』の拡張版となります。このゲームは、2006年12月21日に発売された『ロストプラネット　エクストリームコンディション』の成功を受け、新たに登場しました。特にオンライン対戦が好評を博したことから、プレイヤーに新たな体験を提供するため、様々な追加要素が導入されています。

新キャラクターと新武器

本作では、元々のキャラクターからヒーローのユーリが外され、全11種類のキャラクターが使用可能です。これには、紅賊や頂賊といった異なる特性を持つキャラクターが含まれ、プレイヤーは自分のスタイルに合ったキャラクターを選べます。これにより、ゲームプレイはさらに多様化し、戦略的な要素が加わります。

武器も強化されており、10種類の新しい武器が追加されました。たとえば、エネルギーグレネードはVS（ヴァリアブルシステム）の強制排出が可能であり、戦闘の展開を一層盛り上げます。その他にも、ハンドガンやフレイムランチャー、リボルバー、ロケットポッドなど多彩な武器が登場し、プレイヤーは状況に応じた戦術を選択できます。

多彩なゲームルール

『LOST PLANET COLONIES』では、ゲームモードも充実しており、7種類の多様なルールが提供されています。たとえば、サバイバルやチームサバイバルは、プレイヤー同士の戦闘を予想させる緊張感あふれるモードです。データポスト争奪戦やフォックスハンティングなど、戦略を駆使したゲームが楽しめます。また、カウンターポストやポイントサバイバルのように、特定の目標を達成することで勝利を目指すモードもあります。

クロスプラットフォームとその課題

『ロストプラネット コロニーズ』は、Xbox 360版とWindows版のクロスプラットフォームでのオンライン対戦が可能です。この機能は、異なるプラットフォームでの競技を実現し、多くのプレイヤーが一緒に楽しむことができる新しいスタイルのゲームプレイを提供します。しかし、Windows版に特有のバグが発生し、fpsに比例して武器の使用速度が上昇するという問題が生じました。このバグは、Xbox 360ユーザーとの間にギャップを生む要因となり、プレイヤー間の不満を引き起こしました。カプコンはこの問題を受けて、2008年9月30日にパッチを配布し、これによりバグは解消されましたが、ゲーム内でのバランス調整の重要性を改めて認識させられる結果となりました。

まとめ

『LOST PLANET COLONIES』は、前作の魅力を引き継ぎつつ、さらなる進化を遂げた作品です。新たに追加されたキャラクターや武器、バリエーション豊かなルール、そしてクロスプラットフォームプレイにより、プレイヤーに多様な楽しみ方を提供しています。このゲームは、サードパーソンシューティング好きには必見のタイトルであり、さらなる展開が期待される作品です。

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