ロッテ 歌のアルバム

ロッテ 歌のアルバム

『ロッテ 歌のアルバム』は、1958年5月4日から1987年9月27日までの間、TBS系列で放送された歌謡番組です。この番組は、全体で3つのシリーズに分かれており、そのいずれもがロッテの一社提供でオンエアされました。第1シリーズは1958年から1979年まで、第2シリーズ『演歌の殿堂 ロッテ歌のアルバム』は1985年から1986年まで、そして最後の第3シリーズ『歌のアルバム NOW』は1986年から1987年までの間、視聴者に楽しませていました。

各シリーズの概要

第1シリーズ

最初の『ロッテ 歌のアルバム』は、1958年5月4日にスタートしました。このシリーズでは、様々なジャンルの楽曲が取り上げられ、特に演歌やポップスの名曲が多く紹介されました。長年にわたり司会を務めた玉置宏が開口一番に挨拶する「一週間のご無沙汰でした。玉置宏でございます」というフレーズは、多くの視聴者に親しまれていました。

放送時間は、当初は昼12時15分から始まり、その後様々な理由で放送時間が変更されました。1969年からはカラー放送に切り替わり、視覚的にも楽しめる番組へと進化しました。

第2シリーズ

1985年に始まった『演歌の殿堂 ロッテ歌のアルバム』は、音声がステレオ放送に移行し、視聴者に新しい音響体験を提供しました。このシリーズでは、特に女優やアイドル歌手も多数出演しました。菊池桃子や本田美奈子.など、当時の人気歌手たちが番組を盛り上げました。

第3シリーズ

最後の『歌のアルバム NOW』は1986年に始まり、1987年に終了しました。音楽の内容はこれまでと同様で、視聴者に対して新しい楽曲を紹介し続けました。

放送地域

この番組はTBSを中心に、全国の多くの放送局で放送されていました。特に第1シリーズは、北海道から沖縄まで数多くの地域で同時に放送されています。しかし、一部の地域では放送されていないところもありました。その場合、周辺の局を通じて作品に触れられることが可能でした。

最後の放送

1987年9月27日をもって、このシリーズ全体は29年5か月の歴史を終えました。多くの音楽ファンに愛されたこの番組は、歌謡番組としてのひとつの金字塔となりました。

このように『ロッテ 歌のアルバム』は、日本の音楽番組の歴史において重要な役割を果たしてきました。歌手や楽曲を通じて、多くの視聴者とつながり、楽しい時間を提供し続けたことは、今でも多くの人々の記憶に残っています。

もう一度検索