ロドルフォ・ピサーロ

ロドルフォ・ヒルベルト・ピサーロ・トマスは、1994年2月15日生まれ、メキシコ・タマウリパス州タンピコ出身のプロサッカー選手です。現在はAEKアテネFCに所属し、攻撃的MFとして活躍しています。また、メキシコ代表としても重要な役割を担っています。

クラブ経歴

ピサーロは2011年にCFパチューカのユースチームに入団し、その才能を開花させました。2012-13シーズンにはトップチームに昇格し、2012年9月14日のモナルカス・モレリア戦でプロデビューを果たしました。翌2013年2月19日のドラドス・デ・シナロア戦ではプロ初ゴールを記録し、以降、パチューカの主力選手として活躍しました。

その後、CDグアダラハラ、CFモンテレイといったメキシコの強豪クラブでもプレーし、その実力を証明しました。2019年には、イタリアの名門クラブであるACミランがピサーロの獲得に興味を示していると報じられるなど、ヨーロッパでの活躍も期待されました。

2020年2月14日、ピサーロはメジャーリーグサッカー (MLS) に新規参入するインテル・マイアミCFと契約しました。この移籍の際の移籍金は、MLS史上最高額となる1700万ドル (約19億円) と報じられ、大きな話題となりました。インテル・マイアミでは中心選手として活躍しましたが、2023年7月17日、ギリシャのAEKアテネFCに2年契約で移籍しました。

メキシコ代表

ピサーロは、2014年1月29日の韓国戦でメキシコ代表デビューを果たしました。2016年2月10日のセネガル戦では、代表初ゴールを記録しました。その後、2016年のリオデジャネイロオリンピック、2017 CONCACAFゴールドカップ、2019 CONCACAFゴールドカップに出場し、2019年大会では優勝に貢献するなど、メキシコ代表の重要な戦力として活躍しています。

しかし、招集可能であった2014年と2018年のFIFAワールドカップでは、いずれも代表メンバーに選出されませんでした。

ピサーロは、その創造性と得点能力で、国内外のクラブと代表チームで輝かしい実績を残してきました。今後の更なる活躍が期待される、メキシコを代表するサッカー選手の一人です。

外部リンク

Soccerway
Transfermarkt
* Soccerwiki

もう一度検索