ロナルド・グーズマン

ロナルド・グーズマン：ドミニカ共和国出身のプロ野球選手

ロナルド・エマヌエル・グーズマン・セペダ（Ronald Enmanuel Guzmán Cepeda, 1994年10月20日 - ）は、ドミニカ共和国ラ・ベガ州出身のプロ野球選手。左投左打で、主に一塁手としてプレーしています。現在はサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下でMLB昇格を目指しています。

プロ入りとレンジャーズ時代

2011年7月、グーズマンはノマー・マザラと共にアマチュア・フリーエージェントとしてテキサス・レンジャーズと契約し、プロのキャリアをスタートさせました。

2012年、ルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプロデビューを果たし、52試合に出場。打率.321、1本塁打、33打点、7盗塁と好成績を収めました。

その後、A級ヒッコリー・クロウダッズ（2013年、2014年）、A+級ハイデザート・マーベリックス（2015年）と着実にステップアップ。2015年には2球団合計で131試合に出場し、打率.283、12本塁打、87打点を記録しました。オフにはアリゾナ・フォールリーグにも参加し、サプライズ・サグアロスに所属しました。

2016年にはAA級フリスコ・ラフライダーズとAAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレー。2球団合計で127試合に出場し、打率.274、16本塁打、67打点をマーク。オールスター・フューチャーズゲームにも選出されるなど、着実に成長を遂げました。同年オフには40人枠入りを果たし、メジャー昇格への期待が高まりました。

2017年はAAA級ラウンドロックで125試合に出場し、打率.298、12本塁打、62打点と好成績を残しました。

2018年、AAA級ラウンドロックで開幕を迎えたグーズマンは、4月13日にメジャー初昇格。同日のヒューストン・アストロズ戦で「6番・一塁手」として先発出場し、メジャーデビューを果たしました。8月10日のニューヨーク・ヤンキース戦では、観戦に訪れた父の前で1試合3本塁打を放つという劇的な活躍を見せました。この年は123試合に出場し、打率.235、16本塁打、58打点を記録しました。

2019年はメジャーで87試合に出場し、打率.219、10本塁打、36打点を記録。マイナーではAA級フリスコとAAA級ナッシュビル・サウンズで計34試合に出場し、打率.296、6本塁打、18打点を記録しました。

2021年オフにはドミニカ共和国のウィンターリーグに参加しましたが、その後FAとなりました。

ヤンキース時代

2022年3月13日、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加。AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレー後、9月6日にメジャー契約を結びましたが、3試合の出場で結果を残せず、マイナー契約となりました。

プレースタイル

グーズマンは広角に打ち分ける巧打が持ち味で、選球眼にも優れています。一塁手としてのパワー不足は選球眼で補うプレースタイルです。ただし、左投手には苦戦する傾向があり、対右投手へのプラトーン起用が効果的と見られています。また、股割りができる柔軟性を生かし、一塁手として刺殺を多く稼ぐことができます。

背番号

67（2018年）
11（2019年 - 2021年）
29（2022年）

外部リンク

MLB.com
ESPN
Baseball-Reference
Fangraphs
The Baseball Cube
Ronald Guzman stats MiLB.com
Ronald Guzman (@NomarMzra26) - X（旧Twitter）
* Ronald Guzman (@nomazara26) - Instagram

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