ロニー・スタンリー

ロニー・スタンリー：卓越した才能を持つオフェンシブタックル

ロニー・ギャリソン・スタンリー（Ronnie Garrison Stanley, 1994年3月18日生まれ）は、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス出身のプロアメリカンフットボール選手です。NFLのボルチモア・レイブンズに所属し、オフェンシブタックルとしてチームを支えています。

大学時代

ノートルダム大学に進学したスタンリーは、その才能を開花させました。3年目の2014年シーズン終了後には、2015年のNFLドラフトへのアーリーエントリーを検討するほど高く評価されていました。しかし、最終的には大学に残留し、更なる成長を目指しました。そして、2015年シーズン終了後、満を持して2016年のNFLドラフトにエントリーしました。

NFLでの活躍

ボルチモア・レイブンズ

2016年のNFLドラフトにおいて、スタンリーは全体6位という高い評価でボルチモア・レイブンズから指名を受けました。その後、4年総額2,048万ドルという大型ルーキー契約を結び、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

ルーキーイヤーから先発として活躍し、その実力を証明しました。2019年シーズン開幕前には、レイブンズから5年目の契約オプションを行使され、チームからの信頼の厚さを示しました。そして、このシーズンには自身初となるプロボウル、オールプロファーストチームに選出され、名実ともにNFLを代表するオフェンシブタックルとしての地位を確立しました。

2020年4月23日には、レイブンズと5年総額1億1,280万ドルという大型契約延長に合意しました。これは、当時のオフェンシブタックルとしては現役最高額となるもので、彼の価値がいかに高いかを物語っています。

しかし、順風満帆なキャリアの中、怪我に悩まされる時期もありました。2020年シーズンは第8週のピッツバーグ・スティーラーズ戦で足首を痛め、シーズンを終えることとなりました。さらに、2021年シーズンは開幕戦となった第1週のラスベガス・レイダース戦で再び足首を痛め、わずか1試合でシーズン終了という不運に見舞われました。

怪我からの復帰後、2024年シーズンには二度目のプロボウル出場を果たし、その健在ぶりを示しました。シーズン後には3年6,000万ドルの契約を結び、再びチームからの期待に応えることとなりました。

ロニー・スタンリーは、その卓越した技術と強靭な精神力で、ボルチモア・レイブンズのオフェンスラインを支え続けています。今後の更なる活躍が期待される、注目の選手です。

もう一度検索