ロビン・ファン・ロスマレン

ロビン・ファン・ロスマレン（Robin van Roosmalen、1989年10月1日 - ）は、オランダの北ブラバント州スヘルトーヘンボス出身の男性キックボクサーです。ファイトクラブ・デンボスに所属し、ゴールデン・グローリーとはマネージメント契約を結んでいます。彼は、元GLORY世界フェザー級王者および元GLORY世界ライト級王者という輝かしい実績を持っています。ロビン・ファン・ルースマレン、ロビン・ファン・ロスマーレンとも表記されることがあります。

70kg級では体格的に小柄ながらも、アグレッシブに打ち合うファイトスタイルで観客を魅了し、数々の好勝負を繰り広げてきました。21歳という若さでIT'S SHOWTIME 70kg MAXトーナメントを制覇し、その実力を証明しました。

来歴

ロスマレンは、格闘技一家に生まれ育ちました。実父ウィリアム・ファン・ロスマレンは、かつて日本で開催されたPRIDE.2に出場した経験を持つキックボクサーであり、弟と妹もキックボクサーという環境で育ちました。このような環境が、ロスマレンが格闘技の道に進む大きなきっかけとなりました。

2004年11月13日、15歳という若さでプロデビューを果たし、見事勝利を収めました。その後、2006年2月5日にはアティ・ゴルに判定勝ち、2007年1月22日にはヤフス・カヤバシに3-0の判定勝ちを収めるなど、着実にキャリアを積み重ねていきました。

2008年2月17日、K-1 MAX Netherlands 2008 The Final Qualificationでは、リーロイ・ケスナーと引き分けとなりました。2008年4月26日には、アムステルダム・アリーナで開催されたK-1 WORLD GP 2008 IN AMSTERDAMのオープニングファイトで、ハマディ・エル・マハダウイに判定勝ちしました。

2010年3月21日、K-1 WORLD MAX 2010 -West Europe Tournament-では、一回戦でヘンリー・ヴァン・オプスタルに延長戦の末に判定勝ちするも、準決勝でモハメド・カマルに1RKO負けを喫しました。しかし、同年9月12日にはFightingstars presents: IT'S SHOWTIME 2010にて、ウィリアム・ディンダーに左ボディブローで3RKO勝ちを収め、その強さを見せつけました。さらに、2010年10月16日には、Ultimate Glory 2010/11 World Series: First Roundのワンマッチで、マキシム・ウィロフスキーに2度のダウンを奪い、3-0の判定勝ちを収めました。この試合の勝者にはK-1 MAXとの契約が予定されていましたが、2011年のK-1は財政難により活動を休止したため、K-1 MAX参戦は実現しませんでした。

2011年3月6日、Fightingstars presents: It's Showtime Sporthallen Zuidにて、シャヒッド・オラド・アラフと真っ向から打ち合い、4-1の判定勝ちを収めました。しかし、2011年5月21日、Fightclub presents: IT'S SHOWTIME 2011にて、モハメド・カマルと再戦し、1-4の判定負けを喫しました。同年9月24日、IT'S SHOWTIME "Fast & Furious 70kg MAX 2011"トーナメントでは、拳の怪我で欠場したジョルジオ・ペトロシアンの代役として急遽参戦。一回戦でシャヒッド・オラド・アラフと再戦し、再び真っ向から打ち合い、2RTKO勝ちを収めました。準決勝ではIT'S SHOWTIME 70kg MAX世界王者クリス・ナギンビからダウンを奪って判定勝ちし、決勝ではアルトゥール・キシェンコからダウンを奪って1RKO勝ちで優勝を果たしました。

戦績

総合格闘技の戦績はデータがありませんでした。

キックボクシングの戦績は以下の通りです。

獲得タイトル

IT'S SHOWTIME Fast & Furious 70kg MAXトーナメント 優勝
第2代GLORY世界ライト級王座（2014年）
第4代GLORY世界フェザー級王座（2016年）

脚注

情報はありませんでした。

関連項目

男子キックボクサー一覧
K-1選手一覧

外部リンク

DREAM 選手データ
GLORY 選手データ
ロビン・ファン・ロスマレンの戦績 - SHERDOG（英語）

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