ロビー・ロビンソン

ロビー・ロビンソン

ロビー・ロビンソン（Robbie Robinson）は、1989年8月22日生まれ、ニュージーランド南島のインバーカーギル出身のプロラグビー選手です。主にフルバック（FB）のポジションでプレーし、その攻撃力と堅実なディフェンスで知られています。現在は、ニュージーランド国内リーグであるNPC（National Provincial Championship）のサウスランドに所属しています。

プロフィール

生年月日: 1989年8月22日
出身地: ニュージーランド、インバーカーギル
身長: 181cm
体重: 89kg
ポジション: フルバック（FB）
ニックネーム: キッド、ロパタ

バランスの取れた体格を持ち、フルバックとしてラインの最後尾からチームを支え、カウンターアタックの起点となる役割を担います。また、マオリの血を引く選手として、マオリ・オールブラックスに選出された栄誉ある経歴も持っています。

キャリア

ロビー・ロビンソンのラグビーキャリアは、地元のサウスランド高校で始まりました。高校卒業後、NPCのサウスランドの一員としてシニアレベルでのプレー経験を積みました。その後、南半球のトップクラブが集まるスーパーラグビーへと活躍の場を移し、ハイランダーズ、そしてチーフスといったニュージーランド国内の強豪チームでプレーしました。スーパーラグビーでの経験は、彼を世界レベルの選手へと成長させました。

日本での挑戦

2015年、ロビー・ロビンソンは日本のラグビー界に活躍の場を求め、トップリーグに所属していたトヨタ自動車ヴェルブリッツ（現在のトヨタヴェルブリッツ）に加入しました。同年11月14日に行われたヤマハ発動機ジュビロとの試合に途中出場し、これが彼の日本における公式戦デビューとなりました。トヨタ自動車でのプレーを通じて、日本のラグビー環境への適応を進めました。

2017年には、同じくトップリーグのリコーブラックラムズ（現在のリコーブラックラムズ東京）へ移籍。ここでもチームの中心選手として、そのスキルを発揮しました。同年12月には、スーパーラグビーに参戦していた日本のチーム、サンウルブズの2018年スコッドにも選ばれ、再びスーパーラグビーの舞台でプレーする機会を得ました。

2021年には、当時のトップチャレンジリーグに所属していた豊田自動織機シャトルズ（現在の豊田自動織機シャトルズ愛知）に移籍し、チームのリーグワン昇格に貢献しました。日本国内で複数のチームを渡り歩き、約7シーズンにわたってプレーした経験は、彼のキャリアにおける重要な一部となりました。

ニュージーランドへの帰還

日本のラグビー界での挑戦を終えた後、ロビー・ロビンソンは2022年に母国ニュージーランドへと戻りました。キャリアの原点であるNPCのサウスランドに再び加わり、現在も所属選手としてプレーを続けています。豊富な経験とリーダーシップで、チームを牽引しています。

ロビー・ロビンソン選手は、ニュージーランドの国内リーグからスーパーラグビー、そして日本のトップリーグやサンウルブズと、様々なレベルと環境でプレーしてきた多才な選手です。特に日本においては、その経験とスキルを遺憾なく発揮し、多くのラグビーファンに記憶されています。フルバックとして、チームの勝利に貢献し続ける彼の今後の活躍にも注目が集まります。

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