ロベルタ・ラツキ

ロベルタ・シウヴァ・ラツキのプロフィールとキャリア

ロベルタ・シウヴァ・ラツキ（Roberta Silva Ratzke）は、1990年4月28日生まれのブラジルの女子バレーボール選手です。彼女はブラジル代表としても活躍しており、そのキャリアは多くの成果で満ちています。彼女の成長過程や数々の成績を振り返ってみましょう。

クラブチームでの経歴

ロベルタはクリチバで生まれ、2006年にパラナ・クルーベに入団することでバレーボールのキャリアをスタートさせました。彼女はその後、2007/08シーズンにマッケンジーECでプレーしました。

2008/09シーズンからはECピニェイロスに所属し、ここでの2年間で着実に成長を遂げました。そして2010/11シーズンからはレクソーナ・アデスに移籍し、長期間にわたり定期的に登場しました。ここでは正セッターとしての役割を担い、2012/13から2017/18シーズンにかけてリーグでの6連覇に貢献します。

続く2019/20シーズンではOsasco Voleibol Clubeに在籍し、2020/21シーズンにはチームをリーグ3位に導きました。その後、2021/22シーズンからはポーランドリーグのŁKSコマースコン・ウッチと契約。2022/23シーズンにはタウロンリーガでの優勝を経験し、自身もベストセッター賞を受賞しました。

代表チームでの活躍

彼女の国際的なキャリアは、2008年にジュニアブラジル代表として南米ジュニア選手権に出場したことに始まります。この大会で金メダルを獲得し、彼女自身もベストセッター賞に輝きました。さらには、2011年と2013年のユニバーシアードにも参加し、金メダルと銀メダルを獲得しています。

2015年からはシニア代表に選出され、同年のワールドグランプリや南米選手権で重要な役割を果たしました。以降、彼女は2017年から代表チームの正セッターとしてリーダーシップを発揮。

その年のワールドグランプリではチームの連覇に貢献し、2021年の東京オリンピックでは見事銀メダルを獲得しています。また、2022年の世界選手権でも銀メダルを手にしました。

2023年には南米選手権で金メダルを獲得し、自身再びベストセッター賞に輝くとともに、同年9月のパリオリンピック予選でも主要メンバーとして出場権獲得に貢献しました。

球歴と受賞歴

彼女の球歴には、オリンピックや世界選手権、ワールドカップなど、数々の重要な大会への参加が含まれています。特に、オリンピックには2021年と2024年に出場予定であり、世界選手権やワールドグランプリでも印象的な成果を上げています。

受賞歴としては、2008年南米ジュニア選手権におけるベストセッター賞、2017年南米クラブ選手権での同賞、モントルーバレーマスターズでもベストセッター賞を獲得。2023年にはポーランドタウロンリーガと南米選手権で再びベストセッター賞を受賞しています。

所属クラブ

ロベルタのクラブでの経歴は多岐にわたります。彼女は最初にパラナ・クルーベに入団し、その後Circulo Militar do Paraná、マッケンジー・エスポルチ・クルーベ、エスポルチ・クルーベ・ピニェイロスを経て、レクソーナ・アデス、Osasco Voleibol Clubeに所属し、現在はŁKSコマースコン・ウッチで活躍しています。

ロベルタ・シウヴァ・ラツキは、彼女の卓越した技術とリーダーシップで、多くのファンを魅了し、ブラジル女子バレーボールの発展に貢献してきました。今後の活躍にも大いに期待が寄せられます。

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