ローファーズハイ!!

ローファーズハイ!!：浅草を彩った少女たちの軌跡

ローファーズハイ!!は、2016年から2020年まで浅草九劇を拠点に活動した、レプロエンタテインメント所属の若手女性タレントを中心とした劇団です。大手芸能事務所レプロエンタテインメントが立ち上げた演劇プロジェクト「ウズマキプロデュース」の一環として始動しました。

概要

劇団の初期は、「女子高校生」という設定のみが与えられ、台本が存在しない状態で、出演者たちが作品を創り上げていくスタイルでした。Vol.1、Vol.2では、劇中に即興部分が取り入れられ、観客参加型の要素も含まれていました。しかし、Vol.3以降は、観客参加型の要素がなくなり、新人女優の成長物語に焦点を当てた舞台へと変化していきました。

2018年5月には新体制が発表され、メンバーの在籍可能期間が2年間となり、メンバーの入れ替えを繰り返しながら公演を行っていくことが決定しました。さらに、2019年10月には、2年間の在籍期間を終えても、活動実績が評価され、将来が期待されるメンバーは「α星」として延長して在籍できる制度が導入されました。

しかし、2020年6月、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響により、活動継続が困難となり、ローファーズハイ!!は全活動を終了。中島萌望、唯藤絵舞を除く全メンバーがレプロエンタテインメントとの契約を終了しました。

1度の公演に出演できるのは9名で、日によって出演者が変わることもローファーズハイ!!の特徴でした。即興部分や出演者の違い、アドリブなど、毎公演ごとに異なる印象を与え、「浅草少女歌劇団」という別称も持っていました。

主な公演

Vol.1 (2017年4月)
Vol.2 (2017年8月)
Vol.3 (2017年12月)
浅草九劇1周年記念うずフェス2018「ローファーズハイ!!番外編」 (2018年4月)
Vol.4 (2018年8月)
Vol.5 (2018年12月)
ローファーズハイ!!お披露目会2019 (2019年5月)
Vol.6 (2019年8月)
Vol.7 (2019年11月)
ローファーズハイ!!お披露目会2020＆卒業式 (2020年3月)

特徴的な取り組み

LH学園NoooooooooTE!!: 開場前の時間に、毎公演異なるメンバーがローファースタンプを押す特典会。
カエリのカイ!!: 公演本編終了後に行われる“帰りの会”を模したアフタートーク。

Vol.7では、YouTubeでの生配信や、『振りマネできるまでやりましょう会』、『タップ手拍子レスポンスできるまでやりましょう会』などの新企画も実施されました。

メンバー

ローファーズハイ!!には、数多くの若手女性タレントが所属していました。以下はその一部です。

菊地樹美
駒木根心捺
中島萌望
山川愛理
紺谷美友
松田真凜
一條麗
岩本知歩
梅原瑠菜
加藤子美月
唯藤絵舞
東郷姫奈

関連メディア

ローファーズハイ!!は、舞台公演だけでなく、テレビ番組やイベントにも出演していました。

浅草九スタ: インターネット配信番組。
浅草うず九: テレビ東京の番組。
* 浅草ベビ9: テレビ東京の番組。

また、公式Instagramでは、メンバーによる投稿が行われていました。

ローファーズハイ!!は、短い活動期間の中で、浅草の地から多くの才能を輩出し、観客に笑顔と感動を届けました。その功績は、日本の演劇史に小さくない足跡を残しています。

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