ワイサケ・ナホロ

ワイサケ・ナホロ

ワイサケ・ナホロ（Waisake Naholo）は、1991年5月8日にフィジーのシンガトカで生まれたラグビーユニオン選手です。主にウィング（WTB）としてプレーし、その身長186cm、体重96kgという体格を生かしたパワフルな突破が持ち味です。現在は、北米のメジャーリーグラグビーに所属するラグビー・ユナイテッド・ニューヨークで活躍しています。

国際舞台では、フィジー出身ながらニュージーランド代表としてプレーするという異色の経歴を持ちます。U20ニュージーランド代表に選出された後、シニアのニュージーランド代表「オールブラックス」にも名を連ねました。2020年4月時点で26キャップを獲得しており、ラグビーワールドカップ2015ではニュージーランド代表の一員として優勝に貢献しました。また、オールブラックスだけでなく、招待チームであるバーバリアンズや、7人制ニュージーランド代表としてもプレーした経験があり、様々なカテゴリーでその才能を発揮しています。

国内およびクラブキャリアでは、ニュージーランド国内の provincial teams であるワンガヌイやタラナキを経て、スーパーラグビーに参戦。ブルーズ、そしてハイランダーズでプレーし、ハイランダーズではチームの躍進に貢献しました。

その後、キャリアをヨーロッパに移し、2019年にはイングランドのクラブ、ロンドン・アイリッシュに加入しました。2021年にはニュージーランドに戻り、カンタベリーに短期間所属。そして2022年からは活動の場を北米に移し、メジャーリーグラグビーのラグビー・ユナイテッド・ニューヨークでプレーを続けています。

ワイサケ・ナホロは、フィジーのルーツを持ちながらニュージーランド代表というトップレベルで実績を残し、さらにスーパーラグビー、ヨーロッパ、そして北米と、世界の様々なリーグでプレーしてきた経験豊かなウィングです。そのダイナミックなプレースタイルで、現在もチームに貢献しています。

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