ワンス・アポン・ア・タイム (ディズニーパーク)

ワンス・アポン・ア・タイム：ディズニー映画の世界が夜空に輝くエンターテイメントショー

『ワンス・アポン・ア・タイム』は、ディズニー映画の魔法を現実世界に呼び覚ます、息を呑むようなナイトショーです。東京ディズニーランドとウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内のマジックキングダムで公演され、世界中のディズニーファンを魅了してきました。シンデレラ城などのランドマークをスクリーンに、最先端のプロジェクションマッピング技術と、花火やレーザー、サーチライトなどの華麗な特殊効果を駆使し、ディズニー映画の数々の名シーンが目の前でよみがえります。

東京ディズニーランドでの公演

東京ディズニーランドでは、2014年5月から2017年11月まで、シンデレラ城の壁面を舞台に公演されました。約20分間のショーでは、『シンデレラ』、『美女と野獣』、『ピーター・パン』、『白雪姫』、『くまのプーさん』など、誰もが知るディズニー映画の数々の名場面が、まるで絵本をめくるように展開します。おなじみのキャラクターたちが躍動し、感動的な音楽がショー全体を彩り、観客を夢の世界へと誘います。ショーの総投資額は約20億円にも及ぶ、ディズニーリゾートの意気込みが感じられる大規模なエンターテイメントでした。

2015年には、プロジェクションマッピングの食玩「ハコビジョン」シリーズに『ワンス・アポン・ア・タイム』が加わるなど、その人気はグッズにも波及しました。また、『アナとエルサのフローズンファンタジー』開催期間中には、内容を一部『アナと雪の女王』に変更したスペシャルバージョンが上演され、さらに多くの来場者を楽しませました。

マジックキングダムでの公演

2016年11月からは、フロリダ州のマジックキングダムでも『ワンス・アポン・ア・タイム』が上演開始されました。東京ディズニーランド版と同様に、ディズニー映画の主要シーンが使用されていますが、ストーリー展開やセリフ、歌は英語に変更されています。異なる文化圏の観客にも、ディズニーの魔法がしっかりと伝わるよう工夫が凝らされています。

ストーリーとキャラクター

ショーは、『美女と野獣』のポット夫人が息子チップに物語を語りかけることから始まります。「むかしむかしあるところに…」というおなじみの言葉から、さまざまなディズニー映画の世界が展開。まるで夢の中に迷い込んだかのような、幻想的で美しい世界観が楽しめます。東京版では、『ふしぎの国のアリス』、『塔の上のラプンツェル』、『シンデレラ』、『ピーター・パン』、『白雪姫』、『くまのプーさん』、『美女と野獣』など、多くのディズニー映画のキャラクターが登場します。さらに、『ピノキオ』、『アラジン』、『ライオン・キング』、『わんわん物語』、『リトル・マーメイド』、『アナと雪の女王』といった作品からもキャラクターが登場し、華やかさを増しています。

使用楽曲

ショーでは、『美女と野獣』のテーマ曲や『レット・イット・ゴー〜ありのままで〜』など、ディズニー映画を彩る名曲が数多く使用されています。これらの楽曲が、プロジェクションマッピングによる映像と見事に融合し、観客の心に深く響く感動的な演出を生み出しています。

スペシャルエディション

東京ディズニーランドでは、『アナとエルサのフローズンファンタジー』開催期間中に、『ワンス・アポン・ア・タイム〜スペシャルウィンターエディション〜』として、『アナと雪の女王』のシーンを追加した特別バージョンが上演されました。このスペシャルバージョンは、期間限定で好評を博し、その後も『ワンス・アポン・ア・タイム〜スペシャルエディション〜』として継続的に上演されました。

まとめ

『ワンス・アポン・ア・タイム』は、ディズニー映画の世界観を余すことなく表現した、記憶に残るエンターテイメントショーです。最新の技術と、ディズニーの魔法が融合した、忘れられない体験を観客に提供してきました。一度は見てみたい、そう思わせる魅力にあふれたショーでした。

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