ワンス・アポン・ア・タイム (season 3)

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン3：ネバーランドと西の悪い魔女の呪い

2013年5月10日に製作が発表され、同年9月29日から放送開始された『ワンス・アポン・ア・タイム』シーズン3は、前シーズンに続く冒険と魔法の物語を2部構成で展開します。前半は2013年9月29日から12月15日、後半は2014年3月9日から5月11日まで放送されました。

前半：ネバーランドへの冒険

物語は、ピーターパンに誘拐されたヘンリーを救出するため、主要キャラクターたちがストーリーブルックからネバーランドへと旅立つシーンから始まります。救出劇は成功しますが、ピーターパンの新たな呪いによって、エマとヘンリー以外の住人たちは魔法の森へと送られてしまいます。ネバーランドは、登場人物たちが自身の心の葛藤と向き合う舞台となり、それぞれのキャラクターに大きな影響を与えます。製作陣は、このネバーランドを「信念の島であり、想像の島」と表現し、キャラクターたちの新たな一面を描くことに意欲を見せていました。また、本作のピーターパンは、従来のイメージとは異なる、複雑な人物として描かれています。

後半：魔法の森の過去と西の悪い魔女

後半では、魔法の森でのキャラクターたちの過去や、西の悪い魔女によってストーリーブルックに戻された経緯、そしてエマによる呪いの解除と家族を守るための戦いが描かれます。このシーズンから、ピーターパンや西の悪い魔女をはじめとする魅力的な新キャラクターが登場します。ティンカーベル、アリエル、エリック王子、アースラ、メデューサ、ラプンツェル、ルミエール、オズの魔法使い、グリンダ、北のいい魔女、東の魔女、ドロシー・ゲイル、黒ひげ、ロビンフッド、エルサなど、おなじみの童話や映画のキャラクターたちが物語を彩ります。

主要キャラクターとキャスト

シーズン3では、おなじみのキャラクターに加え、多くの新キャラクターが登場します。主要キャストには、ジニファー・グッドウィン（白雪姫/メアリー・マーガレット・ブランチャード）、ジェニファー・モリソン（エマ・スワン）、ラナ・パリラ（悪い女王/レジーナ・ミルズ）、ジョシュ・ダラス（チャーミング王子/デヴィッド・ノーラン）、エミリー・デ・レイヴィン（ベル）、コリン・オドナヒュー（キリアン・ジョーンズ船長/フック）、ジャレッド・S・ギルモア（ヘンリー・ミルズ）、マイケル・レイモンド＝ジェームズ（ベルファイア/ニール・キャシディ）、ロバート・カーライル（ルンペルシュティルツキン/ミスター・ゴールド）らが名を連ねています。また、シーズン2でリカーリングキャストだったマイケル・レイモンド＝ジェームズは、今シーズンからレギュラーに昇格しました。

ゲストキャラクターとキャスト

ゲストキャラクターとして、ロビー・ケイ（ピーターパン）、ローズ・マクアイヴァー（ティンカーベル）、ジョアンナ・ガルシア（アリエル）、ジル・マキニー（エリック王子）、マリリン・マンソン（影の声）、ステファン・ロード（ルンペルシュティルツキンの父マルコム）、レベッカ・メイダー（ゼリーナ/西の悪い魔女）、アレキサンドラ・メッツ（ラプンツェル）、エリック・ランジ（レオポルド王）、チャールズ・メシュア（黒ひげ）、サニー・マブレイ（グリンダ）などが登場します。また、シーズン2でレギュラーだったミーガン・オリー（赤ずきん/ルビー）は、他のドラマの撮影のためレギュラーを降板しましたが、ゲストとして複数話に出演しています。さらに、ロビンフッド役はショーン・マグワイアに変更されました。

製作と放送

シーズン3は、2013年5月10日にABCによって発表されました。製作総指揮を務めたアダム・ホロウィッツとエドワード・キッツィスは、このシーズンを2部構成とし、前半はネバーランド、後半は魔法の森と西の悪い魔女を中心とした物語にすることを明かしました。また、後のシーズンには、『プリンセスと魔法のキス』、『メリダとおそろしの森』、『アナと雪の女王』といったディズニー作品からのキャラクターが登場することを示唆していました。最終話は2時間スペシャルとして放送されました。 『ワンス・アポン・ア・タイム　イン　ワンダーランド』のキャンセル後、その主要キャストであるマイケル・ソーチャがシーズン4から本編にレギュラーとして出演することが発表されました。

シーズン3は、ネバーランドでの冒険と、魔法の森の過去、そして新たな敵との戦いを描いた、魅力的でスケールの大きな物語となっています。様々なキャラクターが登場し、魔法と冒険が満載のシーズン3は、ファンタジー好きには必見のシーズンです。

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