『ワンダーJAPAN』は、2005年12月に
株式会社三才ブックスから創刊された
雑誌です。当初は三才ムックの一環として、年4回(3月、6月、9月、12月)の17日に発売されていました。しかし、17号(2010年12月刊行)からは年2回(6月、12月)の刊行に変更され、20号(2012年6月)を最後に休刊となりました。
その後、2020年6月24日にスタンダーズ
株式会社から、誌名をわずかに変更した『ワンダーJAPON』として復刊しました。
概要
『ワンダーJAPAN』は、一般的な旅行ガイドブックではあまり取り上げられない、日本の様々な「異空間」に焦点を当てた
雑誌です。その内容は多岐にわたり、珍スポット、巨大建造物、
大仏、珍建築、B級グルメ、
工場、
ダム、珍寺、地下空間、
水門、
廃墟、戦争遺跡などが紹介されています。「日本の《異空間》探検マガジン」というキャッチコピーが示すように、既存のガイドブックとは一線を画す、独特な視点から日本の魅力を伝えています。
2008年6月には、海外版として『ワンダーWORLD』が刊行されました。また、2010年6月からは、CS放送の
MONDO TVでTV版『日本の《異空間》探検番組 ワンダーJAPAN TV』が放送されました。この番組は全26回で、軍艦島スペシャルも含まれており、テーマ曲にはHybridの「Just For Today」が使用されました。
関係誌
『ワンダーJAPAN』からは、以下の関連誌が刊行されています。
『ワンダーWORLD』(2008年)
『ワンダーJAPAN エリア別ワンダースポット300』(2008年)
『ワンダーJAPAN 巨大工場・総特集号』(2009年)
『ワンダーJAPAN 日本の不思議な<<異空間>>500』(2010年)
『ワンダーJAPAN 日本の不思議な<<異空間>>700』(2012年)
『ワンダーJAPAN 日本の不思議な<<異空間>>800』(2013年)
『ワンダーJAPAN Collection 軍艦島と産業遺産』(2015年)
これらの関連誌からも、テーマの独自性と、読者の関心に応える豊富な内容がうかがえます。
関連出版物
三才ブックスが発行する「月刊ラジオライフ」では、『ワンダーJAPAN』との提携記事が掲載されました。
『跡地ぐるぐる 全国
廃墟巡り』 - 2008年6月号から掲載。
『死ぬまでに見たい日本のテクノスケープ』 - 実験施設や巨大建造物などの写真集的な記事で、2016年1月号から2019年12月号まで全47回にわたって掲載されました。
『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』 -
詩歩が
三才ブックスから出した写真集のシリーズ。
これらの記事からも、『ワンダーJAPAN』が持つ、独自の世界観が様々な形で展開されていることが分かります。
その他
2009年9月には、Webサイト「
メンズサイゾー」内の『
辛酸なめ子の専門誌専科』第1回に『ワンダーJAPAN』が登場しました。
関連項目
珍スポット
秘宝館
廃墟
これらの関連項目からも、『ワンダーJAPAN』のテーマがどのようなものか、より深く理解できます。
脚注
出典に関する情報はこちらに掲載されています。
外部リンク
ワンダーJAPAN - 公式サイト
ワンダーJAPANモバイル - 公式モバイルサイト
MONDO TVの公式サイトURL'>ワンダーJAPAN TV -
MONDO TVの公式サイト
ワンダーJAPAN編集長のブログ
ワンダーJAPAN編集長のブログ(旧ブログ)
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ワンダーJAPAN編集部 (@isamu_WJ) - X(旧Twitter)
これらの外部リンクからは、『ワンダーJAPAN』の最新情報や関連情報を得ることができます。