原田知世の32枚目の
シングルとして2021年
12月15日にリリースされた「ヴァイオレット」は、彼女の音楽キャリアにおける重要な節目を飾る作品です。発売元はUNIVERSAL MUSIC。この
シングルは、2022年に迎える原田のデビュー40周年に向けて制作されました。
「ヴァイオレット」の作詞・作曲・サウンドプロデュースを手掛けたのは、人気バンドindigo la Endを率いる
川谷絵音です。彼の独特な音楽センスが、
原田知世の新たな魅力を引き出しています。ジャケットには、「ヴァイオレット」の歌詞に登場する主人公をイメージしたイラストが用いられています。
イラストレーターは前田ひさえが担当し、楽曲の世界観をより一層深めています。
この楽曲は後に川谷が所属するindigo la Endによってカバーされ、
原田知世のカバーアルバム「ToMoYo covers~
原田知世オフィシャル・カバー・アルバム」とindigo la Endのオリジナル・アルバム『哀愁演劇』にそれぞれ収録されました。アーティスト同士の相互作用が、楽曲の新たな魅力を開花させています。
カップリング曲として収録されているのは、
原田知世が1983年に初めてカバーした「
守ってあげたい」です。この楽曲は、
松任谷由実によって作詞・作曲され、長年にわたり多くの人々に愛されてきました。今回の再カバーでは、伊藤ゴローがアレンジとサウンドプロデュースを担当し、約40年の時を経て新たな息吹が吹き込まれました。
収録曲
1. ヴァイオレット
作詞・作曲・編曲:
川谷絵音
2.
守ってあげたい
作詞・作曲:
松任谷由実/編曲:伊藤ゴロー
3. ヴァイオレット(Instrumental)
4.
守ってあげたい(Instrumental)
「ヴァイオレット」は、
原田知世のアーティストとしての進化と、新たな挑戦を感じさせる意欲作です。
川谷絵音とのコラボレーション、そして「
守ってあげたい」の再カバーを通して、彼女の音楽の幅広さと深さを再認識することができます。