ヴァーチャル・イレヴン

アルバム『ヴァーチャル・イレヴン』の概要

アイアン・メイデンの11枚目のスタジオ・アルバム、『ヴァーチャル・イレヴン』は、1998年3月18日に日本で発売されました。この作品は、ボーカリストのブレイズ・ベイリーが在籍していた時期の2作目かつ最後のスタジオ・アルバムとなります。アルバムのブックレットには、メンバーの集合写真がありますが、ギタリストのデイヴ・マーレイは撮影に参加できず、後に個別に撮影されたものが合成されています。

収録曲

アルバムには以下のトラックが収められています:

1. フィーチャリアル - Futureal (2:55)
2. エンジェル・アンド・ギャンブラー - The Angel And The Gambler (9:52)
3. ライトニング・ストライクス・トゥワイス - Lightning Strikes Twice (4:50)
4. ザ・クランスマン - The Clansman (8:59)
5. ホエン・ツー・ワールズ・コライド - When Two Worlds Collide (6:17)
6. ザ・エジュケイテッド・フール - The Educated Fool (6:44)
7. ドント・ルック・トゥ・ジ・アイズ・オブ・ア・ストレンジャー - Don't Look To The Eyes Of A Stranger (8:03)
8. コモ・エスタイス・アミーゴス(友よ、元気かい) - Como Estais Amigos (5:30)

さらに、初回限定盤にはボーナスCDも付属しています。ボーナスCDには、以下のライヴトラックが収録されています:

• - ブラッド・オン・ザ・ワールズ・ハンズ - Blood On The World's Hands (6:06)
• - ジ・アフターマス - The Aftermath (6:43)

参加ミュージシャン

『ヴァーチャル・イレヴン』には、次のミュージシャンが参加しています:

• - スティーヴ・ハリス: ベース、ヴォーカル
• - ブレイズ・ベイリー: リード・ヴォーカル
• - デイヴ・マーレイ: ギター
• - ヤニック・ガーズ: ギター
• - ニコ・マクブレイン: ドラムス

アルバムは、アイアン・メイデンの音楽の新たな方向性が示される作品であり、特に叙情的な歌詞やエモーショナルなメロディが印象的です。各トラックには、深いメッセージが込められており、聴く者に強い印象を与えます。ファンにとって、このアルバムは記念すべき作品でありながら、同時にブレイズ・ベイリーのファイナルアルバムでもあるため、特別な意味を持っています。

また、アルバムはその後のアイアン・メイデン自身の作品にも影響を与え、バンドの進化を感じさせる要素が多数盛り込まれています。ファンはもちろん、新たにアイアン・メイデンを知る聴き手にとっても魅力的な一枚となっています。

もう一度検索