ヴィヴァーチェ (ポルノグラフィティの曲)

ポルノグラフィティ、25周年記念シングル「ヴィヴァーチェ」リリース

2024年10月30日、人気ロックデュオ・ポルノグラフィティが、メジャーデビュー25周年を記念したシングル「ヴィヴァーチェ」を配信リリースしました。前作シングル「解放区」から約7ヶ月ぶり、配信限定シングルとしては「アビが鳴く」から約2年半ぶりのリリースとなります。

この楽曲は、2024年10月1日に商号変更したカナデビア株式会社の企業ブランドCMソングとして書き下ろされました。作詞は岡野昭仁、作曲は新藤晴一という、2017年の「Montage」以来となる黄金タッグが再び実現しています。

楽曲タイトル「ヴィヴァーチェ」はイタリア語で「活発な」「生き生きとした」を意味し、楽曲の躍動感とCMのメッセージ性が融合した、聴き応えのある仕上がりになっています。

特に注目すべきは、歌詞に込められたメッセージです。岡野昭仁は自身の公式Xで、「カナデビア（旧日立造船）さんは因島にも縁深いということで、気持ち込めて歌詞を書かせて貰いました」とコメント。歌詞には「見えない枠、窮屈な考えから飛び出して、自分らしさを自分自身で手に入れる」という想いが込められています。メンバーの出身地である広島県因島にカナデビアの工場があるという縁が、この楽曲誕生の背景にあると言えるでしょう。

編曲は、ポルノグラフィティのサポートメンバーとして活躍した宗本康兵氏が担当。宗本氏がシングル表題曲の編曲を手掛けるのは、「東京デスティニー」「ワン・ウーマン・ショー 〜甘い幻〜」に続く3曲目となります。

さらに、「ヴィヴァーチェ」は、2024年9月に開催された野外ライブ『因島・横浜ロマンスポルノ'24 〜解放区〜』で、リリースに先駆けて先行披露されました。リリース日に公開されたリリックビデオには、このライブの写真が多数使用されており、ファンの間で大きな話題を呼びました。

楽曲に参加したミュージシャンは、ドラムに玉田豊夢氏、ベースに須藤優氏、ストリングスに室屋光一郎ストリングス、そしてApf、Programming & All Other Instrumentsを宗本康兵氏が担当しています。豪華なミュージシャン陣が「ヴィヴァーチェ」の世界観をさらに豊かに彩っています。

リリースを記念して、ポルノグラフィティ公式TikTokでは「Fan Spotlight」を用いたキャンペーンが11月1日より開始されるなど、多角的な展開でファンの期待に応えています。

「ヴィヴァーチェ」は、25周年を迎えたポルノグラフィティの新たな挑戦と、その進化を象徴する、記念碑的な楽曲と言えるでしょう。楽曲に込められたメッセージと、力強くも繊細なサウンドは、聴く者の心を揺さぶり、忘れがたい感動を与えてくれるはずです。 彼らの今後の活躍にも期待が高まります。

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