室屋光一郎

室屋光一郎

室屋光一郎（むろや こういちろう）は1980年11月4日生まれの日本人ヴァイオリニストで、大阪府出身です。彼は音楽のキャリアを東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校からスタートし、さらに東京芸術大学音楽学部器楽科を卒業しました。

経歴

室屋は、現在音楽ユニット「Crustacea」でチェロ奏者の向井航と共に活動しています。また、澤野弘之や茅原実里、MISIA、aiko、平井堅など、名立たるアーティストのスタジオ録音やライブサポートに携わっています。彼は舞台でも活躍しており、H・アール・カオスの「ドリー」、笠松泰洋の「エレクトラ」などに出演しています。

近年、彼は「大先生室屋」という名義で、コンサートや楽曲収録に参加することが増えています。2005年には「クラスタシア・ストリングス」としてSOPHIAの10周年ツアーに出演し、またアニメ『金色のコルダ〜primo passo〜』ではキャラクターのヴァイオリン演奏の吹替も担当しました。特に2019年11月には天皇陛下の御即位を祝い「Ray of Water」のコンサートマスターを務め、多くの注目を集めました。

活動

室屋は新居昭乃のライブ「水の神殿」にセレブ弦楽四重奏団として参加するなど、様々な音楽イベントにも登場しています。茅原実里のサポートバンド「CMB」にも2009年から参加し、さらに「NANA MIZUKI LIVE GRACE -ORCHESTRA-」や「奈々王宮ストリングス隊」としても活躍しています。

プライベート

2009年に結婚しており、子供もいますが、同時に仕事仲間であった声優・歌手の茅原実里と6年間にわたる不倫関係が報じられるなど、プライベートでも話題になりました。2020年にその関係が公になった際、室屋は関係の変化について言及しましたが、活動自粛には至らず、茅原のみが自粛に入る形となったことは注目されています。

カバーアルバムと参加作品

室屋は数々のカバーアルバムやサウンドトラックにも演奏で参加し、その幅広い音楽スタイルが評価されています。特にアニメやゲーム関連の音楽で強い影響を与えており、多くのファンに親しまれています。

出演歴

室屋は多くのライブ公演に参加しており、以下のような重要なイベントがあります。

• - 2007年: ネオロマンス・フェスタ 金色のコルダ
• - 2009年: Minori Chihara Live Tour
• - 2010年: いきものがかりのツアーに参加
• - 2011年-2014年: NANA MIZUKI LIVE GRACEシリーズ

彼の演奏は、観客に深い感動を与えるものとして評価されています。室屋の音楽は技術的な完成度が高いだけでなく、情感豊かな表現が際立っています。これからも室屋光一郎の活動から目が離せません。

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