ヴォルトロン:レジェンダリーディフェンダー
『ヴォルトロン』(原題:Voltron: Legendary Defender)は、
ドリームワークス・
アニメーションと韓国のスタジオミールによる
Netflixのオリジナルアニメです。このシリーズは、日本のロボットアニメ『百獣王ゴライオン』を北米向けにアレンジした昔の名作『ボルトロン』のリブート版として位置づけられています。
2016年の配信開始以来、全78話のエピソードが放送され、
2018年に完結を迎えました。
概要
物語は、宇宙飛行士の卵である主人公たちが、不思議なライオン型ロボットに導かれて、宇宙の守護者「ヴォルトロン」の操縦を託されるところから始まります。彼らは強大な敵、ガルラ帝国に立ち向かうために、5人の騎士として成長していく姿が描かれます。この作品は、前作までの設定やキャラクターを大きく一新し、視覚的にも人間パートは2D、ロボットパートは3Dといった技術的な工夫をしています。
『ヴォルトロン』は、友情や家族愛に加え、多様な異種族との協力や対立といったテーマにも焦点を当てており、現代の視聴者にアピールする要素が満載です。また、登場キャラクターはそれぞれ異なる武器を携えて戦うため、戦隊ヒーローもののスタイルも取り入れられています。これにより、視聴者は高揚感と共に物語の展開を楽しむことができます。
この作品には、昭和から現代の日本のロボットアニメやさらに広範なサブカルチャーへのオマージュも含まれており、特に著名なアメリカのアニメ『
アバター 伝説の少年アン』の制作に携わったスタッフが多く関与している点が注目されます。シーズン6では、
日本人アニメーターの古賀理恵もディレクターとして参加し、多様な視点がこのアニメの魅力を深めています。
あらすじ
物語は、一万年にわたり銀河系を支配してきたガルラ帝国の脅威、アルテア星のヴォルトロンが再び目覚めるところから始まります。かつて王国を守っていた王子とその仲間たちが、現代の地球で新しいパラディンとして復活し、再び悪に立ち向かっていきます。
登場人物は、元宇宙飛行士のシロー、暴力行為で追放されたキース、楽観的なランス、天才科学者としての身体能力を持つピッジ、そして力持ちのハンクたちです。彼らはそれぞれ異なる特性を持ち、友情や連帯感を育みながら、不断の戦いを繰り広げるのです。
登場人物