七人の無頼漢

『七人の無頼漢』：復讐と裏切りが織りなす西部劇

1956年に公開されたアメリカ映画『七人の無頼漢』（原題：Seven Men From Now）は、バッド・ベティカー監督による西部劇です。ジョン・ウェインがクレジットなしで製作に参加していることでも知られています。

あらすじ

物語は、元保安官のベン・ストライドが、妻を殺し大金を奪った7人組の無頼漢を追うところから始まります。復讐に燃えるストライドは、旅の途中でジョン・グリーアとアニーという夫婦に出会います。さらに、マスターズとクリントという2人の男も加わり、一行は無頼漢たちが潜む町を目指します。

しかし、道中の露営でマスターズがアニーに執拗に言い寄ったため、ストライドは彼を殴り、一行から追い出します。恨みを抱いたマスターズは、先回りして町に入り、7人組の首領であるボディーンに、グリーアの幌馬車で大金が運ばれてくることを告げます。

一方、ストライドはアニーから、グリーアがボディーンに大金を届ける役目を担っていることを聞き、全てを悟ります。ストライドは一計を案じ、ボディーン一味をおびき寄せるための策略を巡らせます。

複雑に絡み合う人間関係と欲望

本作は、単純な復讐劇にとどまらず、登場人物たちの思惑が複雑に絡み合う人間ドラマとしても見応えがあります。ストライドの復讐心、グリーア夫婦の秘密、マスターズの欲望、そしてボディーンの野心。それぞれの思惑が交錯し、物語は予想外の展開を見せていきます。

キャスト

ベン・ストライド：ランドルフ・スコット
アニー・グリーア：ゲイル・ラッセル
ビル・マスターズ：リー・マーヴィン
ジョン・グリーア：ウォルター・リード
ボディーン：ジョン・ラーチ

外部リンク

七人の無頼漢 - allcinema
七人の無頼漢 - KINENOTE
Seven Men From Now - オールムービー（英語）
* Seven Men From Now - IMDb（英語）

『七人の無頼漢』は、西部劇の古典として、今なお多くのファンを魅了し続けています。ぜひ一度、その世界に浸ってみてください。

もう一度検索