三上陽永

三上陽永（みかみ ようえい）

三上陽永（みかみ ようえい）は、1983年6月12日生まれ、青森県青森市出身の日本の俳優、演出家、脚本家です。彼は東京経済大学のコミュニケーション学部を卒業しており、中学と高校の教員免許を保持するという多才な背景を持っています。演劇の世界では、「虚構の劇団」に所属し、また自ら劇団「ぽこぽこクラブ」を主宰し、様々なジャンルで積極的に活動しています。

経歴と活動

三上はお笑い芸人を目指したこともあり、その明るく楽天的な性格は彼の演技スタイルにも顕著に表れています。ハイテンションで熱血的な演技を得意とし、観客を瞬時に引き込む力を持っています。また、剣道3段の特技を持つ彼は、体力と根性を生かした役柄にも挑戦し、真剣な演技を見せることでも知られています。

彼が舞台「WINDS OF GOD」で演じた特攻隊員や、「母の桜が散った夜」では、感情が豊かで力強い演技を評価され、特に静かな部分での演技が印象的です。また、Eテレの子供向け番組「できた できた できた」では、元気な体操の先生役としても知られています。

舞台出演

三上は数多くの舞台作品に出演しており、彼の演技は多岐にわたります。彼の参加作品には以下のようなものがあります：

• - 『監視カメラが忘れたアリア』（2007年）
• - 『舞台版ドラえもん のび太とアニマル惑星』（2008年）
• - 『WINDS OF GOD』（2009年）
• - 『エゴ・サーチ』（2010年）
• - 『天使は瞳を閉じて』（2011年）
• - 『とても精鋭な男たち』（2017年）
• - 『光垂れーる』（2022年） など様々な作品があります。

これらの作品を通じて、彼は観客に強い印象を与え続けています。特に、演出活動も行い、若手演出コンクールでの受賞歴もあります。

メディア出演

演技だけでなく、テレビやラジオにも出演しており、NHKの子供向け番組やドキュメンタリードラマなどにも登場しています。彼の印象的な声は、声の出演でも高く評価されています。

受賞歴

三上はその才能を評価され、多数の賞を受賞しています。特に、演出家コンクールでは2019年と2020年に最優秀賞を獲得し、2022年には第8回東奥文化選奨を受賞しました。彼の活躍は今後も期待され、演劇界の新たな才能として注目され続けるでしょう。

まとめ

三上陽永は、青森を起点にさまざまな舞台・表現活動を行う俳優で、演技の幅広さと表現力が彼の大きな魅力です。今後の彼の活動にも大いに期待が寄せられています。

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