三元雅芸

三元 雅芸（みもと まさのり）

三元雅芸は、1977年5月3日生まれの俳優および殺陣師で、大阪府出身です。特にアクション作品での活躍が際立つ彼ですが、妹には歌手の美元智衣がおり、芸能一家といえます。

幼少期とアクションとの出会い

幼い頃、テレビでジャッキー・チェンの作品を目にし、その影響を受けて中学校までの10年間、空手を習いました。中学3年生の時には全国大会で2位の成績を収めるなど、その腕前は本物でした。進学校に進学して以降は、そのアクション能力を活かすべくアクションチームに参加し、高校から大学にかけてはヒーローショーに出演し、アクションの技術を磨きました。

舞台への道と上京

同志社大学を卒業後、地元の信用金庫にて働きましたが、1年後に舞台への道を選び、活動を開始しました。その後、先輩に誘われて『デビルメイクライ』のモーションキャプチャにアクション補助として関わることになります。25歳の時、スタントマンとして活動していた先輩を頼って東京に上京し、彼のアクションチームに参加。ここでの経験が、彼のキャリアを大きく前進させました。

スタントマンから俳優へ

東京で最初に参加したアニメのモーションキャプチャ現場で、アクション監督の谷垣健治と出会い、彼のチームでスタントマンとしてのキャリアをスタートしました。約2年間、さまざまなアクション作品でのスタントを経て、次第に主演へと進んでいきます。これまでに映画やテレビドラマ、さらには舞台でも数多くの出演を重ねており、特にアクション作品では彼の存在感が際立っています。

主な作品と活動

彼の代表作には映画『デスノート』や『進撃の巨人』シリーズ、さらには『タイガーマスク』などがあり、多岐にわたる役柄を演じています。また、最近では『キングダム』や『HOLY MOTHER』といった話題の作品に登場し、常に新しい挑戦を続けている彼の姿勢が多くのファンから支持されている原因の一つです。

さらに、彼の活動は映画やドラマに留まらず、アクション監督やモーションキャプチャの分野でも精力的に活動しています。特にアクションコーディネーターとしての業務も多く、さまざまな作品でそのスキルを活かしています。

舞台やバラエティでの活動

また彼は舞台やバラエティ番組にも出演しており、幅広い才能を持つ俳優として、多くの観客に感動を与えてきました。舞台『魂を握りつぶした男』や『逃亡ヒーロー』などでは主演を務め、その存在感が観客を魅了しました。バラエティでは、よしもと新喜劇に出演するなど、シリアスな役からコミカルな役までこなす多彩さも特長です。

まとめ

三元雅芸は、アクション、演技、舞台といった多様な場面で活動する俳優であり、今後の作品にも目が離せない存在です。彼の経歴や技術は、彼自身のみならず、彼に関わる全ての人々にインスピレーションを与えていることでしょう。今後も新たな挑戦に期待が寄せられるアーティストです。

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