三四郎 (お笑いコンビ)

三四郎（さんしろう）

マセキ芸能社に所属するお笑いコンビ、三四郎。2005年5月に結成され、その独特な漫才スタイルで多くのファンを魅了しています。2023年にはTHE SECOND 〜漫才トーナメント〜でファイナリストとなり、実力派としての地位を確立しました。

メンバー紹介

小宮 浩信（こみや ひろのぶ）
1983年9月3日生まれ（41歳）。東京都練馬区出身。
主にツッコミを担当しますが、ボケをすることもあります。
ネタ作りも担当しています。

相田 周二（あいだ しゅうじ）
1983年5月2日生まれ（41歳）。東京都荒川区町屋出身。
主にボケを担当しますが、ツッコミをすることもあります。

コンビ結成の経緯

二人は成城学園中学校の同級生。高校も同じでしたが、小宮が留年したため、相田より1年遅れて卒業しています。小宮はフリーター時代に、成城大学に通っていた相田を誘いコンビを結成。当初はNSC東京校への入学を考えていましたが、手続きの遅れからプロダクション人力舎が運営するスクールJCAへ入学。2004年にJCA13期生として本格的な活動をスタートさせました。

コンビ名の由来は、養成所の向かいにあった杉並区立蚕糸の森公園から「さんし」を拝借。後に夏目漱石の小説『三四郎』のモデルに小宮と同姓の小宮豊隆がいることを知り、後付けで受け入れたというエピソードがあります。

JCA時代から現在まで

JCA在籍時は常にトップクラスの成績を誇っていましたが、NSCとの対抗戦でオリエンタルラジオの勢いに圧倒され、一時解散。その後、小宮はピン芸人として活動していた同期とトリオ「次男坊」を結成しますが、1週間後に相田が加入し再びコンビへ。フリー期間を経て、2008年にマセキ芸能社のオーディションに合格し、正式に所属となりました。

2013年には『ゴッドタン』への出演をきっかけにブレイク。小宮の生意気なキャラクターが話題を呼び、人気を獲得しました。同年から2年連続で『THE MANZAI』の認定漫才師に選ばれています。2015年4月からは『三四郎のオールナイトニッポン』が放送開始され、現在も続く人気番組となっています。

芸風

三四郎の漫才は、相田の予想外なボケと小宮の滑舌の悪さをイジるスタイルが特徴です。アドリブのように見える独特なテンポと、相田の美声を生かしたネタも魅力の一つ。「手紙」「コマネチ」「ドリフ」など、様々なテーマで観客を笑わせています。

小宮のツッコミは独特な言い回しが多く、「○○であれ!!」「親の敵のようにボケやがって!!」「バチボコ」などのフレーズがよく使われます。また、同じ言葉を2回繰り返して「絶対伝えたいからだよ!!」と言い返すくだりや、相田の青いジャケットを「海のコスプレ」とイジるなど、鉄板ネタも多数存在します。

エピソード

小宮は2013年9月、雨の日に泥酔して転倒し、前歯2本を欠損。その2日後の『ゴッドタン』収録に車椅子で出演したことが、ブレイクのきっかけになったというエピソードがあります。また、千鳥とは非常に親交が深く、プライベートでも交流があるようです。

受賞歴

2013年 第12回漫才新人大賞 - 決勝進出
2023年 THE SECOND 〜漫才トーナメント〜 - グランプリファイナル進出（準決勝敗退）

現在の主な出演番組

三四郎のDearボス（広島テレビ）- MC
有吉の壁（日本テレビ）
デカ盛りハンター（テレビ東京）- MC
22/7 計算外|22_7 計算外（TOKYO MX）- MC
三四郎のオールナイトニッポンシリーズ（ニッポン放送）

多くのレギュラー番組を持ち、テレビ、ラジオで活躍中の三四郎。今後の活躍にも目が離せません。

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