三国志〜趙雲伝〜

『三国志〜趙雲伝〜』（原題：武神趙子龍）は、2015年に中国で制作された歴史ドラマです。三国志の時代を舞台に、蜀の五虎将軍の一人、趙雲（ちょううん）の生涯を壮大なスケールで描いています。総制作費は40億円。

物語の概要

物語は、後漢末期の動乱の時代から始まります。暴政を敷く董卓（とうたく）に対抗するため、趙雲は漢王朝再興を目指し、武将として成長していきます。物語は、趙雲の活躍と成長を軸に、赤壁の戦いや三顧の礼といった有名なエピソードを織り交ぜながら展開。アクションシーン満載で、趙雲の武勇を迫力たっぷりに描いています。また、恋愛要素も盛り込まれており、趙雲と夏侯軽衣（かこうけいい）とのロマンスも見どころの一つです。

特徴

本作は、基本的には『三国志演義』に忠実なストーリー展開ですが、趙雲周辺の人物設定やエピソードには、オリジナルの要素が加えられています。これにより、趙雲の人間像をより深く掘り下げ、ドラマチックな物語を紡ぎ出しています。中韓の人気俳優が多数出演しているのも魅力です。

主要な登場人物

趙雲（趙子龍）：
正義感が強く、文武両道に秀でた青年。漢王朝再興と民のための英雄を目指し、剣術の腕を磨き、やがて蜀の頼れる武将へと成長していきます。愛馬は白馬の夜照玉（やしょうぎょく）。
夏侯軽衣：
武術に長けたお嬢様。夏侯傑（かこうけつ）の娘ですが、趙雲と深く愛し合います。
高則：
趙雲の宿命のライバル。知略に長け、冷酷な一面も持ち合わせています。
公孫宝月：
公孫瓚（こうそんさん）の娘で、女性部隊を率いる武術の達人。趙雲に恋心を抱いています。
劉備：
漢王朝再興を掲げる、仁徳に厚い人物。趙雲が最終的に仕える主君です。

制作スタッフ

監督： グオ・ジェンヨン
* 脚本： ウェイ・ジョン、イン・ニン、リー・リージュオ

各話タイトル例

倚天剣と青釭剣、弟子入り志願、偽りの鉄面侠、赤壁の戦い、呉からの脱出、虎威将軍 趙雲、など。

『三国志〜趙雲伝〜』は、三国志ファンはもちろん、アクションやロマンスを楽しみたい視聴者にもおすすめのドラマです。

もう一度検索