三峰山

三峰山（みつみねさん）

三峰山は、本来、奥秩父山塊に連なる妙法ヶ岳（標高1,332m）、白岩山（標高1,921m）、雲取山（標高2,017m）の三つの山の総称です。しかし、一般的には、三峯神社が鎮座する山頂一帯を三峰山と認識されることが多いです。これは、かつて運行していた三峰ロープウェイの山頂駅名が「三峰山頂駅」であったことからも伺えます。

三峯神社のある峰

三峯神社は、埼玉県秩父市に位置しています。古くから参道が整備されており、その眺望の良さから多くの観光客やハイカーが訪れます。神社の周辺には、三峰山博物館や三峰ビジターセンターなどの施設も設けられています。

アクセス

三峯神社の脇には大型駐車場があり、参拝者以外も利用可能です。また、西武秩父駅や三峰口駅からは西武観光バスの路線バスが駐車場まで運行しており、公共交通機関でのアクセスも便利です。

かつては、麓の大輪から山頂まで三峰ロープウェイが運行されていましたが、施設の老朽化のため2007年に廃止されました。

雲取山への道

三峰ロープウェイの三峰山頂駅から雲取山へ至る道は、「三峰・雲取自然研究路」として整備された登山道（約10km）となっています。この一帯は霧が発生しやすく、詩人の野口雨情は「朝にゃ朝霧、夕にゃ狭霧、秩父三峰霧の中」と歌に詠みました。

周辺の山小屋

霧藻ヶ峰休憩所
白岩小屋

関連項目

奥秩父山塊
妙法ヶ岳
白岩山
雲取山

外部リンク

* 国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名：三峰（南西）

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