三島☆ド根性ノ助

三島☆ド根性ノ助の軌跡

三島☆ド根性ノ助（みしま どこんじょうのすけ）は1972年4月19日に兵庫県尼崎市で誕生しました。元々は総合格闘技の選手として知られていますが、彼のキャリアは多岐にわたります。特に、総合格闘技道場コブラ会を運営し、総合格闘技界での発展にも寄与しました。また、彼の妻もコブラ会に所属する総合格闘家で、リングネームはサダエ☆マヌーフとして知られています。

来歴と戦績

三島のプロキャリアは1998年に始まりました。同年1月17日、修斗において藤崎諭選手との対戦でプロデビューを果たしました。その後も様々な試合を経験し、2000年8月27日には修斗でマーシオ・フェイトーザ選手と戦い、判定ドローに終わりました。2001年の王座決定戦では、五味隆典選手との対戦が予定されていたものの、三島自身の怪我により試合が中止となってしまいました。

2002年には、修斗とパンクラスの関係が悪化する中、パンクラスゲートに本名の三島睦智名義で出場し、安藤雅生選手を相手に三角絞めで勝利を収めたことで注目を集めました。続いて同年9月には、DEEP初出場を果たし、伊藤崇文選手と対戦。腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めました。

2003年には、PRIDEに初出場し、ハウフ・グレイシー選手との対戦で判定負けを喫しましたが、2004年にはマーカス・アウレリオ選手と対戦し、判定勝ちを果たしました。2005年に行われたDEEP初代ライト級王者決定戦では、TAISHO選手に判定勝ちし、名実ともに王者の地位を手に入れました。

その後、彼のキャリアには波風が立ちました。2005年11月にはタッグマッチでKO負けを喫し、その影響で翌年の防衛戦に出場できず、DEEPライト級王座を返上するという苦い経験をしました。しかし、2006年にはUFCに初出場し、ジョー・スティーブンソン選手との対戦でも敗北を喫しましたが、次第に彼は自己の技術を磨き続けました。

2008年にはDEEPフェザー級に挑戦し、今成正和選手に対して2-0の判定勝ちを収め、再び王座を獲得しました。しかし、2009年8月には王座陥落の憂き目に遭いました。2011年にはブラジリアン柔術の黒帯も授与され、キャリアを通じて多くの成果を残しました。

2017年6月、三島は正式に引退を発表し、彼の長い格闘技の旅にピリオドを打ちました。その道のりは、数々の勝利と敗北、そして多くのドラマに満ちたものでした。

得た成果

三島は、2001年にカンペオナート・ジャポネーズアダルト青帯レーヴィ級で優勝し、2005年には初代DEEPライト級王座を獲得しました。さらに、2008年には第2代 DEEPフェザー級王座を手に入れ、その名を広めました。

彼の業績は、総合格闘技界において忘れられない存在感を持っています。引退後の活動にも期待が寄せられており、今後の彼の動向からも目が離せません。

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