三木二郎

三木二郎に関する情報

基本情報

三木二郎（みきじろう、1983年5月31日生まれ）は、日本の競泳コーチであり、元競泳選手です。彼は日本大学に所属しており、かつてはミズノにも関連して活動していました。身長181cm、体重79kg、血液型はO型です。競泳の専門種目は個人メドレーです。

出身地と学歴

三木は滋賀県の大津市比叡平で育ち、地元の学校を経て、京都外大西高等学校を卒業しました。その後、日本大学経済学部経済学科に進学し、さらに大学院を修了しました。

競技歴のスタート

1987年に4歳で京都踏水会で水泳を始め、小学2年生からは競泳コースに転向しました。彼の競技者としてのキャリアは、2000年のシドニーオリンピックに参加することで本格的に始まりました。17歳という若さでの出場は、日本男子選手の中で最年少の記録となります。

各大会での成績

三木は2000年のシドニーオリンピックでは200m個人メドレーに出場し、2分03秒90のタイムで16位に入賞しました。続く2001年の福岡世界水泳では、200m個人メドレーで5位、400m個人メドレーで8位に入賞しました。また、2002年にはジュニアオリンピック春季大会で200m個人メドレーを1分57秒20で制し、日本の短水路記録を更新して準優勝に輝きました。

さらに、2002年の釜山アジア大会では、200m個人メドレーで銀メダルを獲得し、その年のうちに日本大学に入学、東京スイミングセンターにも入会しました。2004年の日本選手権では200m個人メドレーを1分59秒99、400m個人メドレーを4分14秒79で優勝し、両種目で日本新記録を樹立しました。

アテネオリンピックにも出場し、200m個人メドレーで8位、400m個人メドレーで7位に入賞し、キャリアの中で数々の大会で印象的なパフォーマンスを見せました。現役最後の大会となった2008年の日本選手権では、力の衰えを実感しながらも全力を尽くしました。

コーチとしての活躍

2006年にミズノに入社後、競技を引退した三木は、2009年から2016年までミズノのスポーツプロモーションに従事しました。その後、イギリス水泳連盟での研修を経て、2018年に池江璃花子の専属コーチに就任しました。2019年には日本大学に所属し、大学院に進学しました。

彼は日本大学男子水泳部を引率し、複数回の日本学生選手権で優勝に導くなど、選手としてだけでなくコーチとしても優れた実績を上げています。2021年には日本大学理工学部の助教としても活動し、教育者としての一面も見せています。

まとめ

三木二郎は、選手としての素晴らしいキャリアに加え、コーチとしての実績でも知られる存在です。これからのさらなる活躍が期待される彼の今後に注目です。

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