三条友美

三条友美（さんじょう ともみ、1958年 - 2023年6月25日）は、日本の漫画家です。主に成人向けの漫画作品を手掛け、劇画調の画風で多くの読者を魅了しました。その作品は、過激な性描写や暴力描写を含むものが多く、一部で賛否両論を呼びましたが、その独特な世界観は、多くのファンから支持を集めています。

三条友美の作品の特徴は、その圧倒的な画力と、キャラクターの心理描写にあります。特に女性キャラクターの複雑な感情や欲望を、繊細かつ大胆に表現することに長けており、その描写は、読者の心を強く揺さぶります。

2016年には、早見純、三条友美、ダーティ・松本らが参加したエロ劇画アンソロジー『劇画あまとりあ』（久保書店）が、東京都から不健全図書に指定されるという出来事もありました。このことは、三条友美の作品が社会的に物議を醸すものであったことを示しています。

2023年12月13日、三条友美の公式X（旧ツイッター）アカウントを通じて、本人が同年6月25日に虚血性心不全により逝去していたことが公表されました。この訃報は、多くのファンに衝撃を与え、惜しまれながらも、彼女の作品は今後も語り継がれていくことでしょう。

主な著作としては、以下の作品が挙げられます。

「少女菜美」シリーズ（大洋図書→久保書店）
三条友美全集 全30巻（大洋図書）
制服美少女・屈辱の仕置き（久保書店）
妻を家畜にしてください（茜新社）
早熟少女果てしなき欲情（久保書店）
人妻人形・アイ（茜新社）
生贄妻絶叫飼育（久保書店）
M妻菜美 1〜2（茜新社）
若妻・悪魔の生贄（久保書店）
若妻綾乃のエクスタシー（久保書店）
人妻奴隷・監禁されて!（久保書店）
隷嬢SatoMi（茜新社）
幼な妻・性奴に堕ちて!（久保書店）
M女の遺伝子 1〜4（茜新社）
若妻・拷問クラブ（久保書店）
美少女牝犬調教（久保書店）
幼な妻・強制肛愛（久保書店）
若妻・淫らな生贄（久保書店）
美少女肉奴隷（久保書店）
人妻監禁・肛門調教（久保書店）
きりきりぎったん―三条友美恐怖作品集（ぶんか社）
犬になりたい―恐怖漫画珠玉作品集（ぶんか社）
* 緊縛マゾヒスト（あまとりあ社）追悼版

これらの作品は、三条友美の独特な世界観と、圧倒的な画力を堪能できるものばかりです。彼女の作品は、今もなお多くのファンに愛され続けており、その影響力は計り知れません。三条友美は、成人向け漫画界において、間違いなく偉大な功績を残した漫画家の一人と言えるでしょう。

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