三次市立十日市中学校

三次市立十日市中学校

三次市立十日市中学校は、広島県三次市十日市中四丁目に位置する公立の中学校です。この学校は、地域に根ざした教育を行っており、367名の生徒が在籍しています（2012年5月1日現在）。通称として、十日市中または十中と呼ばれています。

沿革

この学校の歴史は1947年4月1日にさかのぼります。初めは十日市町立十日市中学校としてスタートし、その後1949年に十日市町酒河村学校組合立十日市中学校が設立され、同時に酒河村に分校が設けられました。さらに同年9月には酒河分校が本校に統合されました。1950年には現在の校舎、旧三次西高等学校の校舎に移転し、1954年には三次市誕生に伴い三次市立十日市中学校と改称されました。

1961年には新校舎が完成し、三次中学校粟屋分校が統合されました。1964年、学校給食が開始され、その後も様々な教育プログラムが導入されています。1989年には八次中学校を分離開校し、1990年には旧校舎が解体され、2001年にはデリバリー給食が始まりました。2003年には2学期制に変更され、2012年には3学期制に戻りました。

通学区域

通学区域は広範囲に及び、三次市内の多くの町や村が含まれています。具体的には、粟屋町、岩脇、元国、中垣内、中の村、亀谷、旭、米丸、小森、大平、上旭、上村、若屋、長伝、細田、十日市東、十日市南、西、中、町、東酒屋町、西酒屋町などが該当しています。この広い通学区域には、三次市立粟屋小学校、十日市小学校、酒河小学校などの小学校からの進学者も多くいます。

生徒会活動

生徒会では、様々な委員会が活動しており、総務委員会、生活委員会、保健・体育委員会、図書委員会、広報・文化委員会、美化委員会などがあります。また、生徒たちが部活動に集中できるよう、部活動委員会も設けられています。

部活動

運動系の部活動には、男子野球部、男子サッカー部、ソフトテニス部、女子ソフトボール部、陸上部、女子バレーボール部、男子・女子バスケットボール部、剣道部、柔道部、卓球部、水泳部などがあります。また、文化系には吹奏楽部、美術部、茶道部などがあり、幅広い活動が展開されています。

著名出身者

この学校の出身者には、福岡誠志氏（三次市長）や藤川拓也氏（陸上競技長距離走・マラソン選手、現・中国電力陸上部所属）がいます。

交通

交通手段については、芸備線の三次駅から徒歩約11分の距離に位置しています。アクセスも良好で、多くの生徒が利用しています。

まとめ

三次市立十日市中学校は、長い歴史を有し、地域に密着した教育活動を展開している学校です。生徒の数も多く、多様な部活動や生徒会活動が盛んで、さまざまな体験を通される場としています。

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