藤川拓也

藤川拓也

藤川拓也（ふじかわ たくや、1992年12月17日 - ）は、広島県庄原市出身の日本の陸上競技選手で、長距離走・マラソンを専門としています。三次市立十日市中学校、広島県立世羅高等学校を経て、青山学院大学国際政治経済学部を卒業。現在は中国電力陸上競技部に所属し、同陸上部の主将を務めています。

中学・高校時代

2005年4月、三次市立十日市中学校に入学。中学時代から全国レベルの選手として活躍し、都道府県対抗男子駅伝（ひろしま男子駅伝）には中学2年時と3年時に広島県代表として出場しました。中学3年時には6区で区間2位の好成績を収めました。

2008年4月には、駅伝の強豪である世羅高等学校に進学。高校時代は3年連続で全国高等学校駅伝競走大会に出場し、2年生時にはチームの全国制覇に貢献しました。

大学時代

2011年4月、青山学院大学に進学し、陸上部に所属。大学1年時から出雲駅伝で大学三大駅伝デビューを果たし、2区を担当しました。

大学2年時には、出雲駅伝で2区区間2位の好走を見せ、青山学院大学の三大駅伝初制覇に大きく貢献。箱根駅伝では自身初の山下りの6区を担当しました。

大学3年時も出雲駅伝で2区を担当。箱根駅伝では復路のエース区間である9区で区間3位と好走しました。

大学4年時には主将に就任し、全日本大学駅伝にも出場。そして、2015年の箱根駅伝では、青山学院大学の往路初優勝に貢献。さらに復路でも9区区間賞を獲得し、チームを総合優勝に導きました。

社会人時代

2015年4月、中国電力に入社し、陸上競技部に所属。ニューイヤー駅伝やトラックレースに出場。

2017年3月のびわ湖毎日マラソンで初マラソンを経験し、2時間26分台でゴールしました。2018年2月の別府大分毎日マラソンでは、自己記録を14分以上更新する2時間11分台で総合6位に入賞。2019年3月の東京マラソンでは、さらに自己記録を1分24秒更新し、2時間10分台でフィニッシュ。これにより、マラソングランドチャンピオンシップ（MGC）への出場権を獲得しました。

2019年9月のMGCでは2時間20分台で24位に終わるも、2020年3月の東京マラソンでは自身初のサブテンとなる2時間08分台でゴールしました。

ベスト記録

5000m - 13分51秒40 (2013年)
10000m - 27分58秒87 (2018年)
ハーフマラソン - 1時間01分46秒 (2019年)
マラソン - 2時間08分45秒 (2020年)

主な戦績

2007年: 都道府県対抗男子駅伝 2区 区間12位
2008年: 都道府県対抗男子駅伝 6区 区間2位
2008年: 全国高等学校駅伝競走大会 5区 区間22位
2009年: 全国高等学校駅伝競走大会 6区 区間11位
2010年: 全国高等学校駅伝競走大会 6区 区間4位
2013年: 日本体育大学長距離競技会・5000m 3位
2016年: 全日本実業団対抗駅伝競走大会 3区 区間27位
2017年: 全日本実業団対抗駅伝競走大会 6区 区間6位
2018年: 全日本実業団対抗駅伝競走大会 1区 区間4位
2018年: 都道府県対抗男子駅伝 3区 区間13位
2018年: 八王子ロングディスタンス・10000m 16位
2019年: 全日本実業団対抗駅伝競走大会 3区 区間5位
2019年: 都道府県対抗男子駅伝 7区 区間7位
2019年: 香川丸亀国際ハーフマラソン 8位
2020年: 全日本実業団対抗駅伝競走大会 3区 区間15位

大学駅伝成績

（詳細省略）

マラソン全成績

（詳細省略）

外部リンク

藤川拓也 (@takuya_f1217) - X（旧Twitter）
MGC出場選手・藤川拓也（JAAF）
ESSC エネルギア・スポーツサポートクラブ（中国電力・陸上競技部）
試合予定・試合結果（中国電力陸上競技部・2018年4月～）
ランナーズ・ブログ（中国電力陸上競技部・2005年11月～2018年3月）
* 第28回インタビュー＜藤川拓也選手，松井智靖選手＞ランナーズ・ブログ（2015年5月11日掲載）

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