三浦智博

三浦智博のプロフィール

三浦智博（みうら ともひろ）は1987年4月26日生まれのプロ雀士です。彼は日本プロ麻雀連盟に所属し、現在は七段の段位を保持しています。MリーグのEARTH JETSチームに所属しており、麻雀界で活躍しています。

来歴

愛知県小牧市で育った三浦は、若い頃は野球少年でした。しかし、16歳の時に友人から麻雀を教わり、その世界に魅了されました。名古屋工業大学に進学したものの、麻雀にのめり込むあまりに大学を中退し、上京することを決断します。東京では雀荘で働きながらプロ雀士を目指し、2013年に日本プロ麻雀連盟のプロテストに合格し晴れてプロの仲間入りを果たしました。

プロとしてのキャリアは順調に進みましたが、特に注目されたのは2021年の第38期十段戦でした。この年、初めて決勝に進出しましたが惜しくも敗退。翌年も同様の結果に終わりますが、2023年には第40期十段戦決勝で素晴らしい成績を収め、悲願の初戴冠を果たしました。また、同年に行われた王位戦でも優勝し、二冠のタイトルを手に入れました。さらに2024年の第41期十段戦でも優勝し、連覇を達成しました。

2025年6月30日にはMリーグ2025-26のドラフト会議で、新規参入チームのEARTH JETSから2巡目で指名され、さらなる飛躍のチャンスを得ました。

雀風と生活習慣

三浦の雀風は、連盟公式ルールによって鍛え上げられた“打点力”に自信を持っています。十段位を取得するまでは、雀荘での仕事と大会以外の活動はほとんどなく、「麻雀プロ」という名よりも「競技プロ」としての活動が中心でした。しかし、十段位を取得した後は、ゲスト対局や解説の仕事が増え、より多角的に麻雀界で活動するようになりました。

彼のキャッチフレーズは「実戦5万半荘の感覚派」で、Mリーグでは「変幻自在の感覚派」と称されています。また、愛称は「みうみう」であり、名付け親は同じくプロ雀士の伊達朱里紗です。

対局前には必ずサウナに入り、体調を整えるルーティーンを持っているという点も、彼の努力の一環といえるでしょう。

Mリーグ成績と獲得タイトル

三浦は2019-20シーズンに最高スコアを記録し、2025-26シーズンからは1着回数が表彰対象となっています。これまでの主な獲得タイトルには、麻雀最強戦2020 次世代プロ集結 麻雀代理戦争の優勝、第40・41期十段位、そして第48期王位などがあります。また、第4期小島武夫杯帝王やWORLD RIICHI Online Team Leagueでのチーム優勝も成し遂げています。

まとめ

三浦智博は、卓越したスキルと努力によって麻雀界で名を馳せているプロ雀士です。今後も彼の活躍から目が離せません。

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